高野光二郎の発言 (経済産業委員会)

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○高野光二郎君 ありがとうございました。
 次に、昨今の国際情勢は、シリアやイラク等中東ではISILの台頭、イスラム教の宗派間の争いでイエメンではサウジアラビアを巻き込んだ内戦が勃発しており、ナイジェリアではボコ・ハラムのようなイスラム過激派などによるテロ活動が横行し、政情が不安定な地域も多々あります。
 また、経済的にもギリシャの財政問題、イギリスのEU離脱問題、あるいはウクライナ情勢を踏まえても、ヨーロッパやロシアの先進国においても不安要因があります。
 今朝のNHKのニュースで、ギリシャの債務問題に関して、日本貿易保険がギリシャ向けの輸出の引受基準を厳格化するとの報道もありました。海外輸出している日本企業や海外と取引している日本企業は大きな損失を被るリスクが高くなっていると言わざるを得ません。
 貿易保険は、民間の保険ではカバーし切れないカントリーリスク、例えば戦争やテロや自然災害による非常リスク、契約相手方の破産や三か月以上の債務の履行遅延など信用リスクに関して、国の信用力と交渉力に基づき企業を救済する保険で、日本企業の国際競争力の確保や日本経済の発展に必要な資源確保のためにも重要な制度であると思います。
 日本貿易保険の二〇一三年度事業報告書によれば、保険引受実績は前年比二・六%増の八兆五千億円となっています。日本貿易保険は、平成二十五年十二月閣議決定で、日本貿易保険を、国の政策意図の反映など国との一体性を高めつつ、経営の自由度、効率性、機動性を向上させるため、全額政府出資の特殊会社に移行するとされました。
 そこで、政府参考人にお伺いをいたします。
 そもそも論で恐縮ですが、今回の法改正で、独立法人から特殊会社への移行という、独立行政法人の何がデメリットで株式会社の何がメリットなのか、特殊会社という形態にすると貿易保険制度がどのように効率的で効果的に運用できるのか、ガバナンス、機動的運営の向上のために具体的に何を考えているのか、政府の考えをお伺いします。

発言情報

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発言者: 高野光二郎

speaker_id: 28699

日付: 2015-07-09

院: 参議院

会議名: 経済産業委員会