北口明代の発言 (厚生労働委員会)

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○参考人(北口明代君) ありがとうございます。
 御承知のとおりに、日本の労働者の賃金って、もう一九九七年から下がり続けているという実態がまずあるということで、非正規の賃金を上げていくということが私は重要だというふうに思っていますが、今おっしゃったように、では原資の問題をどうするのかということもあるんですけれども、そのときに、今、日本は賃金だけに依存している社会だというふうに思うんですね。ヨーロッパはやっぱり賃金と社会保障の組合せで生活を支えるという構造になっているかと思います。
 ですので、生協労連では、年収二百五十万円でも幸せに暮らせる社会の実現を目指そうということで、社会システム自体を在り方を変える、働くルール、それから賃金、税と税制、それから社会保障、教育・子育て、住宅、こういった六課題を見直しをしてやっていけばいいのではないかというようなことを今話合いを進めているところです。
 生協の家計簿調査によれば、月収二十三万円の非正規のシングルマザーがいたんです。彼女の家計簿を見ていて、現在では五、六千円のマイナスなんですけれども、それを教育費ゼロ、消費税ゼロ、住宅費を補助した場合に大体三万から四万円の黒字になるということも出ていますので、やっぱり仕事賃金に移行していくという場合には社会保障の拡充ということを併せてやっていかなければならないのではないかというふうに考えています。

発言情報

speech_id: 118914260X02620150819_053

発言者: 北口明代

speaker_id: 13597

日付: 2015-08-19

院: 参議院

会議名: 厚生労働委員会