後藤正和の発言 (行政監視委員会)
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○参考人(後藤正和君) ただいま御質問がございました。行政として、特に神山町では、NPOあるいは民間団体と連携をしながら事を進めておるというのはまさに特徴的かと思います。なぜそういう判断をしたかというのは、先ほど紹介の中でも述べましたけれども、特に政争をやった経緯がある、前へ行かなかった時期があると、その中で歯がゆい思いをした若者たちがいたということです。特に、そういう若者たちがちょうど我々世代に今なっております。若者のやる気の芽を摘まないということかと思います。婦人会が潰れたと申しますのも、行政が余りにも行政の下請機関みたいに利用したわけですね。そしたらそれが重荷になってきて解散せざるを得なかったという結果を踏まえて、やはりやる気の芽を摘まないと。
常に行政は、後からでもいいから、民のやる気をそがないために、はっきり申しましていろんな助成施策も取っております。やる気のある、提案型で、プロポーザルでやっていますから。その助成についても、民間の審査委員にお願いをして、審査をした上で助成措置を講ずるというふうにやっております。
実はグリーンバレーさんだけじゃなくていろんなNPO、あるいは地域おこし団体というのは神山町は非常に盛んです。なぜ盛んかと。かつては五つの村が合併したわけでしたが、それが足の引っ張り合い、たたき合いをやっていたんですけれども、あるとき一つの村が、かつての村が、地区が前向きなイベントを展開したと。今度は逆に、あそこの村に負けないようにというような動きになりました。非常にいい、もう全く手のひら返しの意識ができたわけですね。
ですから、今はそういうふうな形で民間が前へ前へ出てきておる。ですから、行政は余り前へ出てはいかぬというのが私のスタイル、今日まで進めてきたスタイルです。それと、限りなく溝を埋めるというか、政争の溝を埋めると。そうでなければ、もう間違いなく一歩前への施策は打つことはできないということでないのかなと。
それと、やはりPDCAの話にも少し関連するかも分かりませんけれども、PDCAのサイクルとかそういったものを用いなくても、小さな自治体、小さな社会ですので、やっていること全て見えるわけですね、成果も、途中経過も。そういうふうに連携しながら常にやっておるということであります。