湯崎英彦の発言 (国の統治機構に関する調査会)

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○参考人(湯崎英彦君) それはよく言われる議論でございまして、感情的には非常によく分かります。しかし、じゃ、それを担保しているのが今何かというと、国だということでありまして、結局各地域が国まで行かないと担保を得られないということになっているわけですね。
 じゃ、道州になった場合に、どこが中心かは、どこに州都が置かれるという意味での中心かは別として、この道政府が、これは国と同じで、いや、地域のことには目配りしなくていいんであるというスタンスを取れるかというと、それは決してそういうことではないと。逆に、道州政府は域内全体の発展に目を配らざるを得ない。これは現在、国がそうしようというふうにしているのと同じことだと思うんですね。ということは、各地域は、今度は国に行くのではなくて道州政府に言いに行くわけですよね。この距離というのはもう圧倒的に短いわけでありますし、道州の担い手というのも日々そこにいるわけなので、現状を把握するという観点からも明らかに有利であります。
 したがって、同じ格差是正をするのであれば、例えば広島からだと八百キロ離れた東京まで来なきゃいけないわけですが、それがいいのか、たかだか二百キロぐらいの距離にあるところに行けばいいのか、しかも人間的にも濃密な関係のところに行けばいいのかというと、私は圧倒的に後者の方が実は有利なんじゃないかなというふうに思います。

発言情報

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発言者: 湯崎英彦

speaker_id: 29022

日付: 2015-04-15

院: 参議院

会議名: 国の統治機構に関する調査会