河野博文の発言 (国際経済・外交に関する調査会)
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○参考人(河野博文君) ありがとうございます。
いや、おっしゃるとおりで、私どもも人材確保は非常に大きな課題だというふうに思っております。私どもJOGMECのみならず、日本の石油、天然ガスあるいは金属鉱物の資源企業どこも、商社も含めて、より多くの専門家を欲していると思います。
ここへ来て資源価格が少し、石油も天然ガスもそれから金属鉱物も、それぞれ程度の違いはありますけれども下がってきたということで、企業によっては、外国の企業ですけれども、石油、天然ガス関係の企業は大量のレイオフをするというようなケースも出ておりますけれども、基本的にはやはり私どもは人材のある種国際的な取り合い、そういう状況があるというふうに思っています。
私どもも是非とも、日本の大学で、まあ名前は変わっておりますけれども、資源を学んでいる人は結構おります。しかし、これをもっと充実していただきたいというふうに思いますし、できることならインターンのような格好で私どもでも受け入れたいと思いますし、日本の企業の皆さんもそういった方々を割と早いうちに受け入れることによって資源により多く学生の方に関心を持っていただくという努力が必要だというふうに思っています。やはり就職の機会が非常にあるというふうに見えないと、学生さんはそういった分野を専攻しないというのは当然のことだと思いますので、日本の資源企業が、先ほど申し上げたように上流に、世界的に出ていくということをよく見ていただく中でそういった人材も育っていくのではないかなというふうにも思っているところでございます。
私ども自身のことを申しますと、日本の組織、大体オン・ザ・ジョブで人材を育成するというケースが多いわけなんですね。鉱物資源について言いますと、小坂に国際資源大学校というのがありまして、そこで日本のエンジニアの方も海外の方も一定の研修ができる仕組みになっております。石油、天然ガスの方は必ずしもそういう一体的なものはありませんので、私ども自身も各企業もオン・ザ・ジョブで何とか人材を確保し、かつ育てていきたいというふうに思っていまして、私どもの組織で申しますと、大体三十代までの間に専門性を一段高めると。大学院出て入られる方もかなりおりますけれども、大学卒業であれば大学院、修士、博士の資格にチャレンジしてもらう機会を提供する。それから二番目は、現場経験ということで、石油の探査あるいは生産現場に出向のような格好で出ていってもらう、そういう機会を増やしたい。三番目に、どうしてもこれは国際ビジネスですので語学が是非とも必要でありますので、この三要素を何とかかなり高いレベルで三十代までに身に付けてもらえるような研修制度を今つくりつつあるという状況でございます。