高橋和夫の発言 (国際経済・外交に関する調査会)

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○参考人(高橋和夫君) イラク北部では既にJICAも活動していますし、その他の地域の治安が必ずしも芳しくないということで、日本人が安心して活動できるところがイラク北部に限られているということもあると思いますし、また、外務省も、領事館までは開いていませんけれど事務所を置くということで、外交レベルでもできる範囲で動こうとしているように思います。それ以上の詳しい情報は持っておりません。
 ただ、私が実際にイラクで見たのは、日本のNGOがイラクで活動していますし、また海外のNGOが日本人の職員を今送り込もうとしています。そういう意味では、イラクで着実に、ゆっくりではありますけれど、日本人の存在感が増してきているとは思います。具体例を挙げますと、最初行ったときはそうではなかったんですけれど、二回目に行ったときは既に日本のJCBカードが通用するようになっていますし、そういう意味では日本人の存在感がだんだんと増してきていると。で、先ほど大野先生から御指摘があった、与野党の議員の先生方が行かれたということで、政府、野党を超えたコンセンサスがあって、この問題に日本の関与を深めていこうという姿勢が見えるのを私としては非常にうれしく思っております。
 もう一つ申し上げたいことは、現地では既に韓国が非常に存在感を増しておりまして、現代を始め各社が出ていっています。これはもちろん、日本の自衛隊が南部のサマワに出ていったのに対して韓国はクルド地域に軍隊を派遣していたという、そういう経緯もあるわけです。ただ、現地のビジネスマンなんかのお話を聞きますと、どうして日本の企業は出てきてくれないんだと、韓国の企業には感謝しているけれど、我々は日本の企業も歓迎したいということですので、外務省、JICAが一歩出ようとしている中で、是非とも日本の企業の方にも出ていっていただきたいなという感覚を持っております。

発言情報

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発言者: 高橋和夫

speaker_id: 16204

日付: 2015-05-13

院: 参議院

会議名: 国際経済・外交に関する調査会