内田聖子の発言 (国際経済・外交に関する調査会)
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○参考人(内田聖子君) 先ほど申しましたように、私は、アメリカの社会の中で、さっき申し上げたように、NAFTAで雇用が失われたというお話しましたけれども、やはり同様の懸念を、日本社会の中で起こり得ると思っています。
今、菅原参考人の方から、伸びる業種もあれば失う業種もあるというふうにおっしゃられましたが、私は、人間というのはそんなに簡単に、こちらで職がなくなったからこちらにあてがいましょうというようなのは現実的にやはり無理。
政府は、一度農業全体の中で、例えば北海道やどこかでたくさんの雇用が失われる、その失業した農業者たち、それから農業の関連産業に従事している方々、職なくなるじゃないですかということに関して、いや、どこか工場で働けばいいじゃないですかというようなことをおっしゃっていたんですが、それって現実的ですかということは問わざるを得ませんし、先ほど言ったように、私は海外からの投資というものも呼び込むだろうということは認めますが、それは日本全国に均一に投資が行われるということはまず考えられなくて、それこそ大都市部、少なくとも百万人以上の都市部などに限られるのではないかと思いますので、むしろ地方にとっての打撃の方が大きいんではないかというふうに思っています。