早川英男の発言 (国民生活のためのデフレ脱却及び財政再建に関する調査会)

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○参考人(早川英男君) 成長戦略という話になると思うんですけれども、何といっても、高齢化によって労働供給が減っていく中で成長すると。もちろん、そのためには高齢者とか女性にもっと労働参加していただくというのが一つの柱ですが、もう一つの柱は言うまでもなく生産性を上げるということ。そして、生産性を上げるといった場合、やはり日本では、これはもうずっと前から言われていることなんですけれども、製造業の生産性はまあそんなに悪くないんですけれども、一方で非製造業、サービス業の生産性がほかの国に比べて極端に劣っているのが最大の問題だということです。とりわけやっぱり、私、別に親会社がそうだから言うわけではないんですけれども、中小のサービス業におけるICTの活用がすごく遅れているのが日本の特徴です。
 特に具体論として申し上げたいのは、先ほど、社会保障改革の話ともこれは結び付いてくるんですけれども、例えば医療。医療について、日本みたいに風邪引いても大学病院へ行けるみたいなそのフリーアクセス性というのはやっぱり無理があって、ちゃんとやっぱりかかりつけ医に行って、本当に必要な人だけ大学病院に行くようにすると。それをつなぐためには基本的に電子カルテみたいなものがちゃんと日本中で活用されていなければいけないわけですけれども、この国は、医療技術は世界でもトップクラスにあってICTも実は世界でそんなに駄目ではないにもかかわらず、その部分は全然遅れているというのは一体どういうことなのだと。
 これからマイナンバーをどう使うかという話も含めてそうだし、実は介護も同じなんですね。介護も、とりわけ訪問介護みたいなものを考えると圧倒的にICTの活用余地は大きくて、これやると、生産性が上がると同時に、医療、介護の費用を削減する形で社会保障改革にもつながってくるので、具体論として言えば僕はそれは非常に大事だと思っています。

発言情報

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発言者: 早川英男

speaker_id: 26671

日付: 2015-02-25

院: 参議院

会議名: 国民生活のためのデフレ脱却及び財政再建に関する調査会