黒田東彦の発言 (国民生活のためのデフレ脱却及び財政再建に関する調査会)

⚠️ コピーしたテキストを転載する際は、転載元URL(kokkai-data.com)および原典URL(kokkai.ndl.go.jp)を必ず残してください。発言内容の改変・出典削除は禁止です。 詳細は利用規約をご確認ください。

○参考人(黒田東彦君) 委員御指摘のこの量的・質的金融緩和からの出口につきましては、基本的に、この金利水準をどう調整するかという話と、御指摘のように、長期国債を含めて拡大した日本銀行のバランスシートの扱いをどうするかという課題があるということはそのとおりであります。
 そのために、出口というときにどのような具体的な手段があり得るかということは、もちろん様々なことが考えられますけれども、実際にどのような手段を用いるかとか、あるいはどのような順序で出口を進めるかというのは、やはりその時々の経済・物価情勢あるいは市場の状況などによって変わり得るものですので、今の段階で例えば購入した長期国債についてどうするのかということを具体的に申し上げるのはやはり時期尚早ではないかと。
 米国が既にテーパリングを終わって、いつから金利を上げるかという状況になっておりますので、米国の出口の状況等も参考にはなると思いますけれども、やはり経済あるいは財政、金融等の状況が違いますので、御指摘のような点も含めて、その時点で最も適切な手段、最も適切な順序で出口を進めてまいりたいと。そして、その場合に、経済や金融に予期せぬような影響が、余計な影響が出るというようなことは当然避けなければならないというふうに思っております。

発言情報

speech_id: 118914332X00420150513_017

発言者: 黒田東彦

speaker_id: 19167

日付: 2015-05-13

院: 参議院

会議名: 国民生活のためのデフレ脱却及び財政再建に関する調査会