西出則武の発言 (災害対策特別委員会)
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○政府参考人(西出則武君) 火山噴火予知連絡会では、噴火翌日の五月三十日に拡大幹事会を開催して見解をまとめるとともに、今、委員御案内のありましたように、六月十五日の定例会において口永良部島に関する評価を行っております。
これによれば、口永良部島の噴火の状況については、五月二十九日九時五十九分に新岳火口から爆発的噴火が発生し、大きな噴石が火口周辺に飛散し、黒灰色の噴煙が火口縁上九千メートル以上に上がったということ。もう一つは、この噴火に伴い発生した火砕流は新岳火口からほぼ全方位に広がり、北西側では海岸、向江浜地区まで、南西側では海岸付近まで、また南東側では中腹まで流下したとしております。また、今回の噴火の形態は昨年八月三日の噴火を超える規模であると推定され、噴出した火山灰の分析からマグマ水蒸気噴火と推定されております。
二十九日の噴火以降の状況については、翌日の三十日に連続噴火は停止しましたが、現在も白色噴煙の活動は続いており、火山性地震も少ない状態ながら発生しているということ。もう一つ、二酸化硫黄の放出量も一日当たり千二百トンと多い状態であるとしております。これらのことから、火山噴火予知連絡会では、火山活動は活発であり、引き続き五月二十九日と同程度の噴火が発生する可能性がありますと評価しております。
気象庁では、噴火により大きな噴石の飛散や火砕流の流下が予想されることから、厳重な警戒を呼びかけております。