西出則武の発言 (災害対策特別委員会)
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○政府参考人(西出則武君) 先ほども申しましたように、活動を判断するにおいては過去の事例というのは非常に重要でございまして、有珠山の場合には、人に感じるような火山性地震が多発したときには、過去には噴火しているという事例、経験が数多くございました。
平成十二年三月の有珠山の噴火においても、四日前から体に感じる地震を含め火山性地震が多数発生しており、今申しました過去の知見から噴火の可能性が高いと判断して、噴火の二日前に緊急火山情報を発表し、住民等約一万五千人が事前に避難しております。
他の事例といたしましては、浅間山でございまして、平成二十一年二月の浅間山の噴火では、火山性地震の増加や山体の膨張を示す傾斜変化がございまして、噴火警戒レベル三の火口周辺警報を発表した翌日に噴火が発生しました。
一方で、火山全体に関する知見、個々の火山に関するデータの蓄積等、科学的水準から火山活動の変化があった場合に噴火に至るか否かの判断が困難な場合もあるというのは事実でございます。
今後、噴火予知に関する研究の成果を取り入れまして、観測データを着実に蓄積して、より適切な火山活動の評価を行ってまいりたいと思います。