古賀友一郎の発言 (災害対策特別委員会)
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○古賀友一郎君 ありがとうございました。
今統括官の方から明快な御答弁をいただきました。まさにそこなんですね。ちゅうちょせずにしっかりと危険な区域への立入りを規制をするということが大変重要だと思います。それに併せて、やっぱりそこに住んでおられる住民の方々に配慮をするということも一方では大変重要でございますから、まさに柔軟な運用、これについてやはり日頃から周知をしておくということ、大変重要ではないかなと、このように考えております。
そして、今回は火山災害に関係してお尋ねしたわけでありますけれども、警戒区域の制度は何も火山に限られる話ではございませんから、ほかの災害でも、同じような事例というのはやはり市街地が関わってくる場合には考え得ることでありますので、そういったことも念頭に置いて、やはり政府としては、本当に、機会を捉えてそういう周知に努めていただければ幸いに思います。
これらの点は、今統括官の方から、周知してまいりますという大変有り難い御答弁がありました。是非力を入れて行っていただきたい。今回の特措法改正もありますから、いい機会だと思います。よろしくお願いしたいと、このように思います。
次に進みたいと思いますけれども、この雲仙・普賢岳の噴火災害について申し上げますと、二十年以上たった今でも、実は地元は不安の渦中にあります。それは、溶岩ドームの崩落の危険性という問題があるからであります。
皆様のお手元の配付資料に写真を載せておきましたけれども、これは雲仙・普賢岳の山頂の写真でございますが、まさに今こういう状況になっておりまして、山全体が盛り上がっている状況でありますけれども、山頂には、約一億立米と言われておりますけれども、巨大な溶岩ドームなるものが火砕流堆積物の上に乗っかっている、こういう状況でございまして、この一部、ちょうど左の方に崩れかかりそうな部分がありますけれども、この一部が十四年間で一メートル実は動いていると、こういう事実がございまして、不安定な状態にあるわけであります。これが地震でありますとかあるいは大雨でありますとか、何かのきっかけで崩落をして、いわゆる岩屑雪崩というそうでありますけれども、そういう状況になりまして麓の集落を襲う危険性があるということで、地元は気が気ではないと、こういう状態がずっと続いているということでございます。
この溶岩ドームの崩落対策につきましては、国土交通省と長崎県が詳細に検討していただいておりまして、その結果として、砂防堰堤をかさ上げするというハード対策、それと、いざとなったら避難するというソフト対策が推進されているものと承知をしておりますけれども、それぞれの進捗状況、そして、あわせて、今後の取組、見通しについて国土交通省にお伺いしたいと思います。