西田昌司の発言 (財政金融委員会)
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○西田昌司君 そうすると、そういうガラス張りのところに誰が行くのかと。というか、これは何のためにやっているのかということなんですが、元々、このカジノ構想をやったときに出てきたのは、海外、特に中国を始めアジアの富裕層を呼んで、そこでどんどんどんどんお金を使ってもらうと、また、来ていただいて観光振興になるじゃないかというようなことがあったわけなんですよね。
ところが、そもそも、日本に来なくても、もう中国の目と鼻の先にそういう大きな大きな世界一のカジノがあって、そこでは、いわゆる報道などによると、かなりのマネーロンダリングがされていると、事実上非課税ですからね、マカオの場合には、たしか。
ですから、そうなっちゃうと、日本に来て、ガラス張りのところで課税をされて帰るということ自体、普通あり得ないし、日本のお客さんでも、日本人の入るのを制限するとか、射幸心をあおり過ぎたらいけないということであるんですけれども、そうすると、ほとんど何のためにやっているのか意味がないわけなんですよね。だから、これはどうなのかなということを思います。
それから、そもそも観光振興、実は、今日も朝から自民党の観光立国調査会がありまして、私もそこの会長代理なんですけれども、ここでは、有り難いことにどんどんどんどん観光客、外国人の観光客、増えてきています。この前まで八百万人ぐらいだったのが一千万、そして一千三百万に去年なり、今年はもっと行く。二〇二〇年までには二千万とかいうのを目指しておられますが、実はもっと行くと思いますよ、それは。二、三千万は軽く突破するんじゃないかなと、それぐらいどんどんどんどん勢いを増して観光客が来られているんですね。そうすると、わざわざ要らないんじゃないのと、こういうカジノ自体がですね、と思うんですよ。
そこで、海外の情勢にも詳しい麻生副総理にお聞きしたいんですけれども、こういうことを考えると、果たしてカジノをもしやる場合には、今言ったような犯罪防止措置や課税に対するきっちりとした仕組みが、制度設計がなければならないし、やればやったで今度はカジノとしての魅力がどんどん薄れちゃうという気もするんですけれども、麻生副総理はいかがお考えでしょうか。