岩田規久男の発言 (財政金融委員会)

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○参考人(岩田規久男君) 日本銀行は、十五年にわたるデフレから脱却するために、二〇一三年四月に御案内のとおり量的・質的緩和を導入したわけでありますが、この量的・質的金融緩和というのは大きく分けて二本の柱から成っておるということであります。
 一つは、二%という物価目標というのを、安定ということに、その実現に強くコミットメントする、コミットするということであります。
 そして、もう一つの柱は、そのコミットメントを裏打ちするようなですね……(発言する者あり)大規模な金融緩和によって、今、予想物価上昇率を引き上げるということをして、実際に予想物価上昇率はこの金融緩和、量的緩和以後、緩やかにですが、振れを伴いますけれども、上昇傾向を示しているわけであります。
 そして同時に、名目金利というのは、長期名目金利、短期金利だけでなく長期金利も下げるということによって、名目金利から予想物価上昇率を引いた実質金利ですね、これを引き下げるということであります。この実質金利を下げるということによって実物の民間需要が刺激されて経済の需給ギャップが縮小し、物価上昇に圧力が掛かるというメカニズムになります。
 ただ、その際に、同時に、実質金利が下がるということは、どうしてそういうことが起こるのかと申しますと、デフレの予想が……

発言情報

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発言者: 岩田規久男

speaker_id: 29048

日付: 2015-04-23

院: 参議院

会議名: 財政金融委員会