麻生太郎の発言 (財政金融委員会)

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○国務大臣(麻生太郎君) 東京に一極集中し過ぎている、少なくとも一億二千七百万の人口で首都圏等々に一千三百万、約一〇%を超えるのが集中している。しかも、この国は、国土面積が極めて限られた国に一億二千万、人口密度が極めて高い国家ですから、そういった意味では、日本の場合は集中している分だけ、もしという、平野先生の話ではありませんけれども、例えば直下型地震等々の場合の被害は想像を絶するものがあるということから、これを分散という話は、これはもう昔から言われている話で、集中はいかがなものかと言われながら、皆さんはみんな東京にお見えになると。
 言っているやつがみんな来ておるわけですから、新聞記者なんかは全部地方へ行けやといって僕はいつも言うんですけれども、永田町とか霞が関に要らないよと、あなたらは、もうちょっと地方へ行ったらどうと、行きませんな。地方からのニュースは上がってきませんから、上がり情報、下がり情報という言葉がありますけれども、上がり情報は来ません。何でですというところの根幹的な話をしないと、これはなかなか難しい。これが一点です。
 それから、企業の場合は、昔に比べて、やれインターネットだファクスだ、何だかんだいろんなものが発達しましたので、地方にいながら情報を取れるというのははっきりしていて、和歌山県の島精機なんというところが、世界のレースは全部あそこでやっておるわけですから、それはもう間違いなく、クリスチャン・ディオールであろうと何であろうと、みんな大阪に降りて、近鉄に乗っかって天王寺まで行って、あれからまた電車に乗って、南海電鉄でずっと下って、白浜、田辺まで、本社に行くまでに、あなた、日本に着いてからの方が長いぐらいのところへみんな行っておるわけですから。それでもあそこにみんな行かざるを得ないぐらい、きちんとした商売をしている会社もあります。
 でも、そういったところよりやっぱりみんな東京というのは、僕は、企業の持っている便利性だけの話かねというのに関しては甚だ疑問があって、西田先生も京都だからでしょうけれども、日本人というのは基本的に、筑豊よりは京都の方がみやびているんですよ。飯塚より博多の方がみやびているんですよ。みやびたところが好きなんですよ。ひなびたところは嫌い。僕はこれが日本人の一番の本だと思っていますから。僕は、中央に集中するという話は、何かみんな分かったような、学者がいろんなことを言っているけれども、本当かねと僕はいつもそう思いながら、言っている本人たちはほとんど東京に住んでいますから、僕は余り信じぬのですけれども。

発言情報

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発言者: 麻生太郎

speaker_id: 17218

日付: 2015-05-14

院: 参議院

会議名: 財政金融委員会