佐藤隆文の発言 (財政金融委員会)

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○参考人(佐藤隆文君) まず、新規公開会社の経営者による不適切な取引につきましては、経営者による会社資産の私的流用、これはアイセイ薬局というケース。個別名詞は通常出しませんけれども、この会社につきましては私どもで特設注意市場銘柄に指定しておりまして、そのときに公表しておりますので引用させていただきますけれども、そういうケースであるとか、あるいは、回収可能性の低い取引の経営者の独断での実施、これはエナリスという会社でございますけれども、あるいは、経営者が関与した架空の売上げ計上といったケースがございまして、パブリックカンパニーの経営者としてのコンプライアンス意識の欠如というものが著しかったということでございます。こういったケースがございました。
 また、上場間もなくの時期に大幅な業績の下方修正をしたケースにつきましては、業績予想が外れるというのは様々な要因がございますけれども、やはりトータルとして考えたときに、その業績予想を立てる際の見積りの仕方が十分に慎重でなかった、あるいは十分に合理的な根拠に基づいていなかったというような可能性があると思いますし、また何よりも重要なことは、業績予想を立てる際の根拠となった事実あるいはデータ等につきまして、投資家が納得していただけるような十分な開示が必ずしもなされていなかったと、こういうケースもあるということで、この辺が問題であろうかというふうに思っております。

発言情報

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発言者: 佐藤隆文

speaker_id: 981

日付: 2015-05-26

院: 参議院

会議名: 財政金融委員会