伊藤隆敏の発言 (財政金融委員会)
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○参考人(伊藤隆敏君) 確かに、御指摘のとおり、欧州が参加したことでどちらの分類にもそのまますっきりは収まらないというのはそのとおりであります。それから、イギリスがなぜ参加したかということについての大塚先生の御見解も、私はそのとおりだと思います。
その上で、じゃ、どうするかということでありますけれども、私は、一切日本が参加する道を閉ざせとは言っていません。日本はあくまでも開発銀行になるように仕向ける形で条件を突き付けることは非常に重要だというふうに思っています。そういう意味では、これこれこれの条件が満たされるのであれば日本としても参加を検討する用意がある、その場合にはアメリカも参加するかもしれないというような形でその条件を突き付ける。もしアメリカが参加するのであれば域外国は二五じゃなくて三〇にしろとか三五にしろとか、そういったことまでも突き付けていいのではないかというふうに思っています。
理事会の本部常駐というのは私は譲れない一線だと思いますので、そういう意味では、これこれこれこれの条件をきちんと満たして開発銀行になりなさいということを言い続けると。もしそれが満たされれば日本も参加を真剣に考えますということは伝えていいのではないかというふうに思っています。
アメリカがどこかの段階で参加するのではないかという御質問は、少なくとも、今の状況では日本よりもアメリカの方が参加しにくいだろうなというふうに思いますので、日本を飛び越してアメリカが参加するという、かつてのニクソン・ショックのようなことは、私は蓋然性は非常に低いというふうに思います。