河合正弘の発言 (財政金融委員会)
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○参考人(河合正弘君) 中国はアジアの第一の経済大国である、日本は第二の経済大国であるということで、やはり日本と中国は責任を持ってアジア経済の発展のために、そしてアジアの安定、平和のためにちゃんと経済的な協力をしていくべきだと私は思います。
そういう話を首脳にしていただきたいのですが、ほんの僅かな時間しか、二回首脳が会われたわけですが、そんな深い話をする機会はないということで、やはり両首脳がちゃんと話をできることをやらないと、どういうアジアにしましょうかという話自体も進まないのではないかと思うんですね。
やはり日本がこのAIIBに対してほかの五十七か国と違うスタンスを取っているのには幾つかの要因があると思いますけれども、第一に、首脳同士が会えていないというのは非常に異常なことではないかと思います。五十七か国の中には、習近平氏とそれぞれの首相とか大統領とかが頻繁に会っている国というのは結構たくさんありますので、そういう中で入ってもいいと思った国があるかと思います。基本的に、意思疎通がない、コミュニケーションがない、そういうない中で今先生が言われたようなことをやっていくということはなかなか難しいと。
そして、財務省の人たちにとりましても、これはもう私の完全な私見ですけれども、やはりADBというものを非常に大事に育ててきたということで、それを突然AIIB構想というものが出てきてどうしていいか分からないと、要するにパラライズしてしまったのではないのかなというふうなちょっと印象を持っています。
これも、ですからやはり財務大臣がもう頻繁に会って意思疎通を行うということをずっとやっていれば、ちょっと一歩引いていろんなことを考えて対応するということができたのではないのかなというふうに私自身は思っております。
以上です。