伊藤隆敏の発言 (財政金融委員会)
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○参考人(伊藤隆敏君) 投資銀行、投資クラブというふうに理解して参加して、その投資クラブの中でメリットを享受できるという選択肢はないのかという御質問ですが、投資クラブに入ったとしてメリットというのは何があるのかというと、例えば、じゃ、企業が受注するという、これは多分ない。これはADBでも取れていないので、コスト的に日本企業が太刀打ちできないのではないかというふうに考えます。
じゃ、投資クラブだったら日本の中小企業や地方にAIIBが貸してくれるのかと。これも多分ないと思うんですね。これは所得の低い国に貸すものだというふうに恐らく整理されて、貸付けは得られない。じゃ、貸したとして日本にリターンがあるのか。いや、これもないだろうなと。出資した上で、そこで利益が出たからといって、それで配当が日本に来るような性格のものではないということで、結局、クオリティーが低い投資クラブの間で貸し合っている、だから、中国を中心としてそういう貸しているところに手を貸すことにはなるけれども、日本にメリットがあるとは私には到底思えません。