薬師寺泰蔵の発言 (政府開発援助等に関する特別委員会)
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○参考人(薬師寺泰蔵君) 先生、もし先生がそういうふうにおっしゃるんだったら、我々の説明責任がやっぱりきちんと対応していないんだというふうに思います。
我々は、世界の貧困とか、例えば島嶼国で脆弱な国がいる、そういう中を日本のODAを使って救っていこうと、そのシステムはどういうものかと、こういうような議論をしているわけです。それで、国家安全保障戦略みたいな中をやはり我々はきちんと見ているわけですけれども、その中にODAのことがきちんと書かれているわけですね。それで、その武器三原則とかそういう話は一切書いていない。少なくとも、私がそのいわゆる専門家のエキスパートコミッティーで報告書を出したときにはそういうことは一切書いていません。
僕はそういう世界はよく知っていますけれども、このODAというのは、人間の安全保障と簡単に言いますけれども、世界には、忘れられている脆弱な国も経済成長するだけが目的ではないんだと、経済成長している国にもすごく貧しい人たちが虐げられていると、その人たちをこれから助けるんだという理論武装を、我々のいわゆるエキスパートコミッティーの報告書を書いて、それをベースに今度の大綱ができたと。
ですから、先生、開発協力大綱です。開発協力ですから、我々は協力して向こうに行くんだと、自分のためにやっているんではないんだと、それが、向こうに行ってやることが日本の国益、国民のための益になるんだと、こういう議論です。