岸田文雄の発言 (政府開発援助等に関する特別委員会)
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○国務大臣(岸田文雄君) まず、御指摘のこのパレスチナ支援に対する我が国の基本的な姿勢ですが、我が国としましては、ガザ地区を含むパレスチナが将来の独立国家としてイスラエルと共存共栄する二国家解決という考え方を支持する立場から支援に取り組んでおります。
ガザ地区は、昨年夏、紛争が発生し、その後の混乱があり、依然として厳しい人道状況下にあると認識をしております。ガザ地区の復興は、この和平交渉再開に向けて必要な環境を醸成する、こういった観点からも大変重要であると認識をいたします。
こうした考え方に基づいて、我が国としましては、昨年十月のガザ復興支援会合において表明いたしましたガザ地区向け支援を含む約二千万ドルの支援を実施いたしました。また、一月の総理の中東訪問において表明した対パレスチナ支援一億ドルにつきましても既に拠出済みです。そして、そのうちの半分以上が食料・医療・保健分野等を含むガザ地区への支援ということになっております。
引き続き、我が国としましては、ガザ地区を含むパレスチナ経済及び社会の自立化促進に向けて支援を続けていきたいと考えております。
そして、パレスチナにつきましても、我が国は、この国連パレスチナ難民救済事業機関等を通じまして、医療・保健・教育分野において積極的にパレスチナ難民に対し人道支援を実施してきております。日本のNGO等におきましても支援を実施してきておりますが、こうした支援を通じましてパレスチナ難民の人道状況が改善されることも期待していきたいと考えております。