石破茂の発言 (地方・消費者問題に関する特別委員会)

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○国務大臣(石破茂君) これ、まだ耳慣れない言葉かもしれません。今、岡田委員がおっしゃいましたCCRCというのは、コンティニューのC、ケアのC、リタイアメントのR、コミュニティーのC、このCCRCという、こういう頭文字を付けたものでございます。
 何だそのCCRCはというふうに言われるわけですが、今までのそのようなものというのはどういうものであったかというと、そういう要介護状態になってから移住するというのが多かったわけですね。どうも介護必要になったな、でも東京はいっぱいだし、じゃ地方においてそういうような介護を受けようかみたいな話でしたが、この新しいCCRCというのは、もちろん御本人の希望に応じますが、まだ健康なときから移住をする、地方に移住をする、五十代、六十代、健康なうちから移住をして、生涯現役、生涯学習、そういうふうにアクティブな高齢期の生活を営んでいただきたいということが違いの一つ。
 二番目は、高齢者の方々は従来、ともすればサービスの受け手というふうに考えられていた。今度はそうではない。その地域において学習をし、あるいは自ら教え、あるいは仕事の体験を伝授をし、あるいは社会活動に参加をする等々、受け手ではなくて、その地域において社会生活に積極的に参加をしていただきたい。
 三番目は、今委員がごちゃ混ぜとおっしゃいましたが、まさしくごちゃ混ぜで、高齢者の方だけがぽんといるのではなくて、そこに若い方もいる、あるいは働き盛りの方もいる、そこにおいてコミュニティーというものを形成をしていただきたいというところでございます。そこが従来とは全く異なった考え方でございまして、シェア金沢というのは一つのモデルだというふうに考えておるところでございます。
 これは地方にとって、まさしくこれはもう、どんどん時系列を進めていきますと、昨日から稼働いたしましたビッグデータを使いましたRESASというもの、皆様方にもいつでもお使いをいただけますが、あと十年たったらどうなるだろう、二十年たったらどうなるだろうというのがパソコンをクリックするだけでだあっと出てくるわけでございますが、これから先、地方にとって、人口が増えるのみならず、消費が喚起をされる、あるいは雇用が生まれるということもございます。そして、多くの世代が交流することによって地域が活性化するということがございます。
 今、私の下に有識者会議をつくりまして検討を進めていますが、アメリカにもCCRCというものはあります。ありますが、どちらかといえば、年齢がもう少し上である、あるいは所得の高い方々が対象であるということなので、そういうことではなくて、どういう層の方々にこれを利用していただけるか、日本においてどのようにしたらいいのかという制度設計も含めまして今議論を詰めておるところでございます。
 どうか委員各位におかれましても、このCCRCにつきまして、また御見識を御披瀝いただき、御教示を賜りたいと思います。

発言情報

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発言者: 石破茂

speaker_id: 20757

日付: 2015-04-22

院: 参議院

会議名: 地方・消費者問題に関する特別委員会