滝波宏文の発言 (東日本大震災復興及び原子力問題特別委員会)

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○滝波宏文君 安全追求に終わりはない、非常にいい言葉だと思います。
 翻って、敦賀発電所の破砕帯評価の問題に目を向けますと、原子力規制委員会も福井地裁と同じ過ちに陥っているのではないでしょうか。ゼロリスクを求め、科学的な議論がなされていないのではないかという疑問がございます。
 順を追って議論しましょう。
 まず、規制委員会が法的根拠もないのに有識者会合というものを三年前の十一月につくり上げて、敦賀発電所の破砕帯の評価を委ねたことから始まります。
 有識者会合が最初の現地調査をしたのが翌月の一日、二日で、いまだ調査結果が出そろってもいないのに、僅か数日後の十二月十日には活断層の可能性が高いとの判断を下しております。また、有識者会合の最初の段階なのに、規制委員会の田中委員長自ら、有識者会合等では例を見ないオブザーバーとして自ら出席をして、これでは安全審査はとてもできないと踏み込んだ異例の発言をされました。
 事業者が、調査報告書があと一か月で出るので、これを待ってくれ、結論を出すのを待ってくれと再三要請したにもかかわらず、規制委員会として有識者会議の判断を了承と評価を下してしまったのが翌二十五年五月の二十二日。この規制委員会の性急な決定にめげることなく、事業者は予定どおり調査を終えて、七月に報告書を出したわけであります。
 そこから、今度は放置が続きましたが、ようやく昨年四月に有識者会合が再開されました。今度は別の第三者の意見も聞くピアレビュー会合も設置されましたが、開催されたのは昨年の十二月一回きりであります。そして出たのが有識者会合の今年三月の再評価書でありまして、結論が変わらなかった等々と報じられてはいましたが、活断層と判じる表現自体は弱くなっており、それと呼応して、規制委員会も今回は再評価書を了承ではなくて受理にとどめていて、今後事業者から規制委員会に新規制基準への適合性審査の申請がなされた際の参考にすると仕切り直しをしております。
 大きく腰が引けたのは明らかですけれども、敦賀の活断層認定に自信がなくなってきたのではないですか。やはり、敦賀の活断層認定は無理があるのではないでしょうか。田中委員長、お答えください。

発言情報

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発言者: 滝波宏文

speaker_id: 4777

日付: 2015-05-13

院: 参議院

会議名: 東日本大震災復興及び原子力問題特別委員会