岩井茂樹の発言 (東日本大震災復興及び原子力問題特別委員会)

⚠️ コピーしたテキストを転載する際は、転載元URL(kokkai-data.com)および原典URL(kokkai.ndl.go.jp)を必ず残してください。発言内容の改変・出典削除は禁止です。 詳細は利用規約をご確認ください。

○大臣政務官(岩井茂樹君) お答えをいたします。
 原発の安全性向上に向けての取組というお話でございますけれども、原発事故を経験した我が国にとりまして、規制水準さえ満たせばリスクがないとするいわゆる安全神話、これからは決別をし、産業界の自主的かつ継続的な安全性向上により、世界最高水準の安全性を不断に追求していくという新たな高みを目指していくということが大変重要かと考えております。このような問題意識の下で、産業界においては、規制を満たすのみならず、自主的に安全性向上をさせていくための取組が今も進められております。
 当省といたしましても、昨年八月にワーキンググループを設置をし、電気事業者、メーカー、産業界の団体等を招聘をいたしまして、産業界が自主的に安全性を向上させる取組をどのように進めているのかを総点検するとともに、横断的な課題や各主体の取組の改善点について議論をいただき、今年の五月に提言、取りまとめられたところでございます。
 具体的に、提言の中で改善に向けた方策ということで幾つか指摘を受けております。例えば、確率論的リスク評価を実施するだけではなくて、その結果を運転、保守を含む日々のリスク管理に用いることの重要性。また、外部ステークホルダー、これ、例えば地域住民や国民、場合によれば国際社会というのも当てはまるかもしれませんが、そのようなステークホルダーとの適切なリスクコミュニケーションの必要性。そして、一つの発電所に複数のプラントが立地をしていること等を考慮いたしまして、産業界が自主的にリスク低減目標を設定することの必要性。
 このような提言を踏まえまして、安全神話から決別をし、産業界の画期的かつ自主的かつ継続的な安全性向上の取組が着実にこれからも進むことを期待しておりますとともに、経産省といたしましては、安全性の向上というのはここまでやればよいとの終わりはないという基本的な考え方の下に、引き続きしっかりと取り組んでまいりたいと考えております。

発言情報

speech_id: 118914857X00920150708_016

発言者: 岩井茂樹

speaker_id: 17305

日付: 2015-07-08

院: 参議院

会議名: 東日本大震災復興及び原子力問題特別委員会