石破茂の発言 (内閣委員会)
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○国務大臣(石破茂君) 委員のおっしゃることは、恐らくこの場にいらっしゃる先生方みんな共通してそうだよなという感じだと思うのですね。そのときはやたらとはやるんです。
私が当選一回のときというからもう二十何年も前ですが、あのリゾート法のときのあれは何だったんだろうね、あのとおりいけば夢のようなリゾートがあっちゃこっちゃにできるはずだったんですが、あの話は一体どこにいって、その後一体どのようなフォローができて、あれは一体何でああいうことになったんだろうねということの反省もしなきゃいけないことだろうと思いますが、あの頃やった人はもうどこにもいないわけですね。そういうPDCAというものをきちんと回していかなければいけないし、地方に対して国が良かれと思ってやったことが全然そうなっていないんだけれども、これが、報告が上がるときには全てうまくいっていますみたいな変な話になって、物すごく上辺だけやっているようなところがあるだろうと。
ですから、委員御指摘の今のつくばの特区の場合には、例えば新しい時代のがん治療をやりましょうと、それは非常に患者に負担も少ないし費用も安くてできるという、本当にこれができたらいいなという話ですよね。あるいは、藻類、海に生えている藻を、休耕田を使って、あるいは耕作放棄地を使ってそこで油を作ることができたら、世界第四位の海水を有する我が国ですから、それは物すごくエネルギーの革命になるだろうといういい話なわけです。ですから、そういうのが既存の特区なので、新しい例えば地方創生特区に目が行ってしまってそこにお金が行かないということは、もうモチベーションも物すごく下がりますし、あってはならないことだと思います。
ですから、今まで指定した特区について、それがどのような成果を得たか、成果を得ないから切り捨てるというのではなくて、あとどれだけステップアップしたら次の段階に行くのかということは、地元のことを一番御存じの地方の自治体、つくば市であり茨城県だと思います。そして、政府がよく見ていかないと、新しいものに飛び付いて今までのものが打ち捨てられるような、そういうことはまさしく時間とお金の無駄遣いであり、研究者の方々に対して失礼なことだと思います。
だから、その場合に、委員がおっしゃるようにかなり厳しい目を持って見ないと、これはあの人がやっていることだからとか、あの人がつくった制度だからとか、そういうものに余り幻惑されてはいけないのだという反省は持っております。