石破茂の発言 (内閣委員会)

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○国務大臣(石破茂君) このお話のそもそもの始まりは、いろんな民間の方々に東京一極集中を是正をして、本社機能あるいは研究開発機能というものを地方に移転してくださいということをお願いをするということが今回の私ども地方創生の一つのポイントになっているわけですが、民間にそんなことを言うんだったらば政府は一体どうなんだいと。政府は何も移転せずに民間にばっかり言うと、そんなものは何の説得力もないということでありました。
 それも、私どもが見ているだけでは駄目で、中央の目から見ているだけでは駄目で、まさしく地方が御覧になって、これはうちに来た方が東京にあるよりもよっぽど効果が発現できるということになった場合にはそれを移転しましょうということで、これは地方の側から見て、これはうちに来た方がいいねというもの、ひょっとしたらあるかもしれない。ある産業の集積地にその研究機関が来た方がいいかもしれないというような場合ですね。そういうことをやろうというのが事の始まりでございました。
 そのときに、そもそも東京の一極集中を是正するのだからということで一都三県に限ってもよかったんですが、いや、でもほかにもあるかもしれないと、茨城も首都圏と言われるところでありますから。そうすると、予断なく全てのものを網羅しましょうと。しかし、このことの趣旨は東京の一極集中是正がメーンですから、そうでありますがゆえに、つくばのものは参考として出させていただいたものでございます。もちろん、私もつくばも何度も行きましたが、そこに集積のメリットがあることはよく承知をいたしております。それが結実しつつあることもよく承知をいたしております。
 ですから、それが本当に地方に移転した方がいいということが誰が見てもそうだよねということにならない限り、それは、つくばはつくばのいろんな構想があってつくったものですので、そういうことにはなりません。つくばはもうあくまで参考として出させていただいたものでございます。ただ、そこで一都三県だけに限るということをしないで予断なく全部を出したものでございますが、つくばには集積のメリットがあることもよく承知をいたしておりますので、委員の御懸念というようなことにはならないと思っております。
 ただ、私がここでつくばは絶対に何一つそういうような候補の対象といたしませんということを断言をすることはいたしませんが、実際、今のつくばの高度な集積性というものは非常に高く評価をされるものだと思っております。
 しかし、常に今あるものというのを見直しをすると。そして、それが地方の発意によって行われると。ですから、地方が、これは本当にうちに来た方がいいということを言っていただかないとこれは絶対に前に進まないものだと思っているので、少しでも前に進めるためには、国から何か降ってくるのを待つんじゃなくて、地方の方が、これはうちにあるべきだというようなこともよくお考えをいただきたいというのがこの趣旨でございます。

発言情報

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発言者: 石破茂

speaker_id: 20757

日付: 2015-03-26

院: 参議院

会議名: 内閣委員会