岡田広の発言 (内閣委員会)
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○岡田広君 ありがとうございました。
それでは、今回の改正に盛り込まれている事項の幾つかについてお尋ねをしたいと思います。
今回の改正では、血液を使ってiPS細胞から試験用細胞を作ることができるようになるということであります。今年の二月に、予算委員会の派遣で京都大学の山中教授の研究室に伺いました。この法律が改正が成立すれば、山中教授が研究しているiPS細胞の実用化が更に推進されることになり、大変喜ばしいことだと考えています。しかし、iPS細胞研究所の運営資金の多くが競争的資金等の外部資金によって賄われていることから、研究支援部門の職員等の大部分が有期雇用であり、安定的な継続的な雇用が困難な状態となっているということでもあります。
京都大学のiPS細胞研究所では、独自にiPS細胞研究基金を設置して、山中所長自らもマラソンに出たりして寄附金を集めて、寄附金の募集活動に努めて、そこから安定雇用のための人件費に充てているということであります。国からは競争的資金を通じて運営資金を支援しているわけでありますが、しかし、iPS細胞を用いた臨床応用に向けた取組が本格化する中で優秀な研究者等の安定的な、継続的な雇用が必要であることは言うまでもないことであり、国からの支援の一部をこうした人材の安定的、継続的な雇用が可能なものにしていくべきではないかと考えます。
特区を認めても、その大本であるiPS細胞の研究が進まなければその効果は半減してしまうわけであります。国はiPS細胞の研究のような基礎的研究をどうやって支援していくのか、お尋ねをしたいと思います。