上野通子の発言 (内閣委員会)
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○上野通子君 ありがとうございます。
私も働く女性の一人として子育てもしてきたんですが、やはり健康が一番だというのを実感しました。大臣からもそういうお答えいただいて大変うれしく思いますが、男女を問わず、やはり健康でなければ輝き続けて職場で働くこともできないし、また家庭においても、お母さん、お父さんが元気でなければ、健康でなければ子供に対してもいい影響は決して与えないと思っております。
そして、男性には分からない女性独特の、特有の体の変化というのも年齢に応じてありますし、例えば妊娠、出産、そして更年期障害などもそうだと思うんですが、こう言いますと、いろんな方々から、そうはいっても女性の方が長生きしているんだから女性の方が元気で健康なんだろうというふうに言われる場合もありますが、確かに日本の女性の平均寿命は御存じのように八十六・六一歳、世界一長寿と言われているわけで、ところが、大臣も御存じのように健康寿命というものが人間にはございまして、この健康寿命、健康でいられる日本の女性の平均というのが七十四・二一歳なんですね。
つまり、その後の十三年間は、何らかの形で健康でない、また介護が必要とする、そういう女性が長生きしているということなんですけど、この女性の高齢者が使っている医療費というのが日本の医療費の何と三分の二ぐらいを占めているんじゃないかとも言われております。そして、この女性の健康寿命期間に使われる国家予算というのが大変多いということで、国も左右するような予算ですので、是非とも医療費を減らすという面でも、まず女性の健康寿命を延ばさなくてはいけないと私は思っております。
そのために、様々な健康被害の症状が出る前にそれぞれの年代に応じた女性健診や対策の強化を行えば、健康寿命、必ず延びるはずだと私は信じております。先ほど大臣おっしゃられた中で、女性の生涯を通じた包括的健康支援、これに取り組むのも大事なことだと私は思っております。そういうふうな思いを持たれるのは国会議員の女性の議員ほとんどだと思います。
そこで、現在、自民党、公明党を始めとする超党派の女性の方々が中心なんですが、女性の健康の包括的支援に関する施策を総合的に推進することを目的とした女性の健康の包括的支援に関する法律案を議員立法として提出させていただき、是非とも成立することを目指していきたいと思っておりますが、この議員立法、大事なものだと私は思いますので、この議員立法と本法案がセットになることでより女性が働きやすくなるのではないかと考えるところでございますので、本法案の成立と併せて、是非とも議員立法でこれから考えております女性の健康に対する包括的な法律案、こちらの方の御支援もよろしくお願いいたします。
次に、健康の問題と同じぐらい、これも女性の問題でもあり、もしかしたら男性にも関わってくる重要な問題として、長時間労働、そして生活スタイルの改善ということがあると思います。
働く女性にとっては、長時間労働は大変大きな問題となってきます。特に、結婚されて、出産されて、育児されると。その期間、働くということ、それをまた理由として早く会社を退社させていただくとはなかなか言いづらい。そういう現状がまだまだある中で、そればかりでなく、その時期に集中してストレスとか我慢が体に掛かって脳や心臓疾患を発症するリスクが高まるというのも医学的にも知られているということで、これは男女を問わずですが、あるそうですし、また、男性の長時間労働も女性にも大変関係して、家庭に男性が早く帰ってくる、これに協力していただければ女性の負担もなくなるのではないかと思っています。
女性の労働時間、この問題というのは本当にきちんとやらなければ達成できない、短縮できないと思っておりますが、こうした長時間労働を打破するため、政府として、今年度、朝型勤務と早期退庁のゆう活、国会議員の先生方もお聞きになったことあると思うんですが、ゆう活というのは、夕方、悠々と、有意義に、友人と、家族とゆっくりとする時間をつくることということの意味も含めてゆう活なんですが、これを国民運動として展開しているところということです。働き方の意識改革の観点からも大変いい取組だと私も思っているんですが、是非ともこれからも積極的に進めていただきたいと思います。
さらに、この取組の一つとして、国家公務員について、七、八月をワークライフバランス推進強化月間として原則全ての府省等でゆう活を実施しているようですが、さて、取組から一か月を経過した現在の取組状況、またその効果について有村大臣にお伺いしたいと思います。