櫻庭英悦の発言 (農林水産委員会)
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○政府参考人(櫻庭英悦君) 先生の方から大きくて三点の御質問がございました。
まず、新たな食文化サービス課なり海外展開・輸出促進課について御説明させていただきたいと思います。
我が国の農業の活性化を図るためには、農林水産業・地域の活力創造プランに基づく農政改革を着実に推進し、その成果を出すことが喫緊の課題となっております。その実現のために、これまでの国内外の農林水産物・食品の需要拡大を図る施策に加えまして、更なる施策の充実が求められているところでございます。
この食文化サービス課というのは、爆発的な需要の伸びを見せている世界の食市場を取り込んでいくために、和食を始めとする我が国の食文化を切り口にその浸透を図っていきたいということでございまして、我が国の食文化の良さや強みに着目して、関連する産業、サービス全般を活性化して、国内外で国産農林水産物・食品の需要を確固たるものにすると。そのために、省内に今ばらばらにあります例えば食文化振興、消費増進、食育、地産地消、そして外食、中食等を一本化したのがこの食文化サービス課で、これを一体化で効率的に行いたい。
また、海外展開・輸出促進課としましては、需要フロンティアの拡大の一環として、農林水産物・食品の輸出促進を強力に推進する観点から設置したものでございます。
その観点で申しますと、二点目でございましたけれども、輸出との関係で本省と地方農政局の役割でございますけれども、本省におきましては、今、昨年六月に司令塔としての輸出戦略実行委員会をつくっておりまして、これは各省、クールジャパン戦略あるいはビジット・ジャパン戦略と連携して行っております。しかしながら、地方農政局は今、本省の補助的な役割として輸出証明書の発行等々を行っていますけれども、地方段階にもこの輸出の協議会が設置されておりますので、主体的に地方の特性に応じて農産物あるいは水産物の輸出を県域を越えて行うという形で主体的に地方の役割を伸ばしていきたいと、そういった意味で、本省と地方の役割分担を明確にするために、今回、地方農政局に輸出という形のものを置いたということでございます。
最後に、台湾のことでございますけれども、今般、一方的な輸入規制でございます。誠に遺憾な措置でございますけれども、引き続き、外務省、経産省と連携しまして、一体となって交流協会を通じて規制の撤廃を求めてまいりたいと思っております。
今、鳥取の二十世紀梨の話がございました。台湾ではリンゴが非常に有名でございますけれども、二十世紀梨も非常に好まれております。台湾向けの昨年の輸出数量は四百十九トン、うち鳥取県が二百九十トンと、大半が鳥取県でございますし、そのうち二十世紀梨が二百五十二トンという形で、台湾への梨の輸出の主力は鳥取の二十世紀梨と位置付けられているところでございます。
それで、植物検疫所の証明書を台湾側から求められているところでございまして、今までですね、その輸入が停止されている五県産以外のものは植物検疫証明書をもって台湾へ輸出することが可能でございまして、二十世紀梨の今もう既存のもので可能だということで、輸出事業者への新たな負担は生じないということで承知しているところでございます。
以上でございます。