古賀友一郎の発言 (農林水産委員会)
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○古賀友一郎君 おはようございます。自由民主党の古賀友一郎でございます。
今日は七夕ということでございますが、これは国民の願いが通じたとでもいうんでしょうか、日本時間の一昨日、五日深夜、明治日本の産業革命遺産が世界文化遺産として登録されることが決定をされました。明日八日に正式登録ということでございますけれども、この慶事を国中皆で喜び合いたいと、このように思っております。この世界遺産は八県十一市にまたがる二十三の資産で構成されておりますけれども、特に私の地元長崎市に三分の一以上の八つの資産が集中をいたしておりまして、これは一長崎市民といたしましても大変うれしく思っているところでございます。
今回の世界遺産登録は韓国の問題がございまして、難産の末の登録であったというだけにその喜びもひとしおというところでありますけれども、今回の事件は外国との交渉の難しさを改めて実感する契機になったと思います。今日、質問で幾つかのテーマを取り上げますけれども、これはいずれも外交交渉にまつわるテーマでございまして、我が国は今後ますますタフな外交力を発揮していかねばならないと、そういう思いを持ちながら質問に入っていきたいと思います。
まず、日ロサケ・マス問題についてであります。
これまで、ロシアの排他的経済水域、これはお手元資料の黄色の部分でございますけれども、この水域においては日ロ政府間協議の枠組みの下で我が国の漁船が操業をいたしておりまして、昨年は約三十三億円のサケ・マス類が水揚げをされておりますけれども、この度、ロシア連邦議会は来年一月からロシア水域での流し網漁業を禁止する法案を可決し、先月二十九日にはプーチン大統領がこれに署名し、正式に法律が成立をしてしまいました。
この問題については、安倍総理が直接大統領に働きかけるなど様々なレベルでロシア側に訴えてきただけに、極めて残念なことでございます。これによって事実上ロシア水域でのサケ・マス漁ができなくなったということで、それを基幹産業としてきた北海道東部を中心とする地域は大打撃を受けるということでございます。根室市によりますと、その影響は約二百五十億円にも上ると、このように試算をされているようです。
かくなる上は、これは自民党の水産部会でも決議をいたしましたが、サケ・マス漁業者を始め影響を被る関係者に対する対策、これを万全に講じる必要があると考えるところでございますけれども、ここはひとつ林大臣の御決意をいただきたいと思います。