香川洋之助の発言 (農林水産委員会)

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○参考人(香川洋之助君) 私どもの地域は、中山間地といいますか、広島県の農業は、御存じのとおり、本当、どういいますか、土地基盤が脆弱で、圃場整備をしたといってもせいぜい三十アールから五十アールということでありますので、土地を集積しても、例えば二十ヘク集積したとしても、そこの二十ヘクの中に田んぼが二十枚、三十枚あるというような格好で、なかなかそういう、土地利用型農業にしても、効率のいい農業はできるものではありません。
 したがって、今は広島県の場合は特に、さっき天笠さんも言われましたように、家族農業の延長上としてから集落ぐるみの営農集団、これから営農集団を農業生産法人にするということで、とにかく地域の農業を守っていこうではないか、やはり荒らしたらいけないよということで農業生産法人づくりが進められて、今二百四十ばかり県内でできてきております。これは、さっきも言いましたように、産業としての農業というよりも、とにかく集落、地域の土地を守っていくということでやっております。
 そういう中で、さっき言われました中間管理機構、これも、広島県についても、これ行政主導でいろいろと、開発地辺りでちょっと今は休んでおるところ辺りを狙って、企業参入辺りへ積極的に中間管理機構でその土地を集約したということで入れるような取組もされておりますが、まだまだ地域にはこの中間管理機構で農地をきちっと移らすというようなことが積極的には行われていないんではないかというような気がしております。
 したがいまして、本当に広島県の農業の実態を見ていただいたら、産業として自立するような農業経営体をどんどんつくっていくというような立場でなく、とにかく今の集落ぐるみで農地を何とか維持をしていこうではないか。だったらどうするのか、今後どうするのかということになりますと、土地利用型から極力施設野菜等のそういう集約農業を展開をしていく、その担い手をやはりつくっていくということが我々に課せられた課題であるのではないかというように思っております。

発言情報

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発言者: 香川洋之助

speaker_id: 14558

日付: 2015-08-18

院: 参議院

会議名: 農林水産委員会