柴田巧の発言 (文教科学委員会)

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○柴田巧君 今申し上げたように、せっかくあってもそれが周りに周知されていないのでは、いざというときには意味を成さないと思います。しっかり周知が徹底されるように取り組んでいっていただきたいと思います。
 次に、今触れてきた学校安全調査とは別に、最近まとめられた文科省の調査結果の一つに、学校でのいろんな管理下における事故についての調査がございました。これは、最近突然死や後遺症などを伴うような事件、事故をめぐって、学校や教育委員会の対応で原因究明の体制が不十分なために遺族や被害者との間でトラブルになる事例が後を絶たないということを背景に調査が今回行われたわけですが、例えば、熱中症であったり、柔道での練習中の事故であったり、水泳指導中の事故であったり、そういうものが近年多いわけですが、しかし、その事実がなかなか見えない、あるいは原因究明が不十分だという声が後が絶たずにこういう調査が行われたということですが。
 災害共済給付制度で死亡・障害見舞金が支払われた、平成十七年から二十五年の間ですね、五百五十八件を対象に調査したうち、部活中で事故が発生したのが最多で三三%あったということですが、ただ、そのうち事故検証委員会を設けたのは本当に数少なくて、また、そのうち結果を公開しているのは半分ほどしかないということで、恐らくは検証委員会なども設けずに学校関係者や警察などによる検証で対応した例が多かったんだろうと思われますけれども、こういうことでは教訓が共有されずに、こういうような事故の再発を防いでいくことは非常に難しいと思います。
 文科省としては、この調査の結果に基づいて、今年度中ですかね、対応の指針をまとめるということですが、その一環としてこの前から、一応九例と聞いていますが、実態調査、まあ遺族や関係者のヒアリングなどもされたわけですが、しかし、その後、やはりもっと聞き取りをしてほしいという要望が相次いでいるやに聞いております。例えば、石巻の大川小学校の関係者であったり、あるいは京都の学校で水泳指導中に亡くなった子供さんの御家族や関係者であったり、自分たちの声も聞いてほしいという要望が相次いでいると聞いていますが、やはりそういう声もしっかり聞いてこの対応をまとめていく必要があるんだと思いますので、これは真摯に、誠実にやっぱりこの聞き取り調査をしっかりやるべきだと思いますが、どういうお考えか、お聞きをしたいと思います。

発言情報

speech_id: 118915104X00720150423_026

発言者: 柴田巧

speaker_id: 1171

日付: 2015-04-23

院: 参議院

会議名: 文教科学委員会