仁比聡平の発言 (法務委員会)

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○仁比聡平君 にもかかわらず、こういうことが次々と出てくるわけですよ。
 大臣に事前に通告でお読みいただいたんじゃないかと思うんですが、緒方事件について。当時、検事総長であった伊藤栄樹さん、「秋霜烈日」というエッセー集の中で、警察の一部門で治安維持の完全を期するために法律に触れる手段を継続的に取ってきたが、ある日これが検察に見付かり、検察は捜査を開始した。やがて警察の末端実行部隊が判明した。ここで、この国の検察トップは考えた。末端部隊による実行の裏には、警察のトップ以下の指示ないし許可があるものと思われる。末端の者だけ処罰したのでは正義に反する。さりとて、これから指揮系統を遡って次々と検挙してトップにまで至ろうとすれば、問題の部門だけでなく警察全体が抵抗するだろう。その場合、検察は警察に勝てるか。どうも必ず勝てるとは言えなさそうだ。勝てたとしても、双方に大きなしこりが残り、治安維持上困った事態になるおそれがあると心情を吐露しているわけですね。
 これは、警察がどんな違法行為を行っても、検察は警察の刑事責任を追及しないと言っているに等しい暴論だと私は思いますけれども、大臣、どんな御感想ですか。

発言情報

speech_id: 118915206X00620150414_081

発言者: 仁比聡平

speaker_id: 18362

日付: 2015-04-14

院: 参議院

会議名: 法務委員会