白眞勲の発言 (北朝鮮による拉致問題等に関する特別委員会)
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○白眞勲君 四か月たっても全く八月の答弁と余り変わらないというのは、私は北朝鮮に逆に誤ったメッセージを与えかねないんではないんだろうかという懸念をしているところです。
そういう中で、今も岸田大臣から遺憾であるという、返事が来ないのは遺憾であるというお話がありました。この遺憾というのは、私、前に、これはちょうど十年ぐらい前ですけれども、小泉総理に、この遺憾というのはハングル語ではちょっと違うというか、少し柔らかい感じになってしまうので、余り使わない方がいいんじゃないんですかと言ったことがあるんですよ。
これ、韓国語ではユーカムと言うんですよ。ユーカム、ユーカンじゃなくてユーカムと言うんですけれどもね。このユーカムというのは、ハングル語で言うと、これ辞書にこう書いてあるんですよ。心に残っている、名残惜しい、気が塞いで晴れない。そういった印象になってしまって、日本語の遺憾というのは政治家はよく使いますけれども、非常にこれ自身が若干北朝鮮に対して誤ったメッセージになりかねないんではないか。加藤大臣も遺憾だという言葉をさんざん、さんざんというか、何回か使っていらっしゃいましたから、これ、是非私、お願いしたいなと思うんですね。
余り遺憾だという言葉を使ってほしくないんですよね。小泉総理も、その当時、私の指摘でこう言っているんです。北朝鮮の対応に対しては憤りを持っていることは誤りのないように伝えなきゃいけない、これ、小泉総理の答弁であります。ですから、私はそういう言葉を是非お願いをしたいなというふうに思っているんですけれども、そういう中で、加藤大臣にお聞きしたいと思います。
昨年七月のストックホルム合意による特別調査委員会の立ち上げと制裁解除から既に一年半ですね、たっているわけで、大臣は就任前、官邸において官房副長官として拉致問題に対して思うところは申し上げていたと就任した際の記者会見でおっしゃっています。
まさに官邸外交の当事者の一人でもあったんではないかと思うんですけれども、今の現状、つまり北朝鮮からなしのつぶての、まあ交渉はしているようですけれども、外交ルートを通じて、少なくとも外務大臣に対して向こうの外務大臣から何にもないという、そういった今の一端の責任は外務省だけの責任ではなくて官邸にもあったんではないんだろうか、そういうふうに思うんですけれども、大臣はこの辺の責任についてどういうふうにお考えでしょうか。