岸田文雄の発言 (北朝鮮による拉致問題等に関する特別委員会)

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○国務大臣(岸田文雄君) 拉致問題は、安倍政権にとりまして最重要課題であります。そして、こうした問題につきまして、政府としましては、対話と圧力、そして行動対行動、こうした原則で取り組んできました。
 そして、この対話と圧力という部分を考えた場合に、圧力としましては、従来から、国連安保理決議ですとか六者会合合意等に基づいて、国際社会と連携しながら圧力を加えてきました。また一方、国連の人権委員会ですとかあるいは国連総会の場においても、国際社会と連携しながら圧力を掛けてきたわけです。
 一方、対話の部分につきましては、しばらく対話が途絶えていた中にあって、昨年、一年四か月ぶりに対話のプロセスを再開いたしました。そして、五月にストックホルム合意が行われ、その後、特別調査委員会に基づく調査がスタートしました。
 こうした動きを経た後一年以上たった今、今現在、依然として調査を通じて拉致被害者の帰国が実現していないこと、これは大変遺憾なことであると考えています。しかし、だからこそ、今月、安倍総理の直接の指示を受け、具体的な行動を引き出すために、私自身、北朝鮮の李洙ヨン外相に直接働きかけを行いました。
 是非、今申し上げました対話と圧力のプロセスをしっかりと大切にし、そして何よりも、今月、こうした働きかけを行いました。こうした働きかけによって具体的にどんな反応が北朝鮮から出てくるのか、これが大変重要だと考えています。この反応をしっかり見極めた上で次の対応を考えていかなければならないと考えます。
 いずれにしましても、北朝鮮側から具体的な、そして前向きな対応を引き出すためにはどうあるべきなのか、これを絶えず真剣に考えていかなければならない、このように考えます。

発言情報

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発言者: 岸田文雄

speaker_id: 6324

日付: 2015-08-31

院: 参議院

会議名: 北朝鮮による拉致問題等に関する特別委員会