石上俊雄の発言 (予算委員会)
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○石上俊雄君 自助自立というところが強調されるわけでありますけど、やはり自助というのはそうですけど、自助も共助も公助もやっぱり一緒、これ全部必要だと思うんですね。やっぱり頑張れるときは自分で頑張りますけど、頑張れなくなったときに助けてもらうと、助け合えるというのが必要でありますから、そういう観点でしっかり整えていかないとやはり不安が払拭できない、そういうふうな環境だというふうに思うんです。是非そういう観点で取り組んでいただきたいなと思います。
次のテーマにちょっと入りたいと思いますが、次から産業的な経済政策の中身に入りますけど。
我が国のGDPの長期低迷ということで、ちょっとパネルをお願いしたいと思うんですけど、このグラフを見ていただきますと、我が国と各国のGDPの推移、せんだってもどなたかから説明がありましたが、日本だけがもう低迷しているんですね、ほかの国はどんどんどんどん成長しているのにというところであります。
その下のグラフが、もう一つ、東大の政策ビジョン研究センターのシニアリサーチャーの小川紘一さんが分析したものなんですが、各種エレクトロニクス製品が、日本企業の市場シェアというのが、があっと落ちるんですね。失われた二十年といいますけど、その根源というのはやっぱりこういったところにあるわけですよ。こういうふうに落ちるからやっぱり日本のGDPというのは成長できないというところに行き着くわけで、そのことを物語っているグラフになるわけであります。やはりこれで言われるのは、すり合わせで強い日本なんですけれども、ビジネスで負けてしまっているという状況に行き着くわけなんです。やはりこのことがあっては成長できないんですね。
かつ、元早稲田大学の客員教授の西村さんの話では、通信機器とコンピューター関連の貿易赤字って今どれくらいだと皆さん思いますか。三兆七千億の赤字なんですよ。で、原発が止まりましたから天然ガス輸入しますけど、その赤字というのが三兆六千億なんです。産業部門の赤字の方が多くなっちゃっているんですね。これ、深刻な問題だと思っているんです。
そこで、宮沢大臣、かつて世界最強を誇ったこの日本の電子産業、この二十年でもう大変なことになっちゃったんです。やはりこれをしっかりさせていかないと経済の活性化というのはできないんだというふうに思うんですね。そういうことで、電子産業再興、更には同じような敗戦を繰り返さないために何か国家戦略をお持ちになられているのか、その辺について御説明をお願いします。