羽田雄一郎の発言 (予算委員会)
⚠️ コピーしたテキストを転載する際は、転載元URL(kokkai-data.com)および原典URL(kokkai.ndl.go.jp)を必ず残してください。発言内容の改変・出典削除は禁止です。
詳細は利用規約をご確認ください。
○羽田雄一郎君 いや、これだけ国民の皆さんから政治と金のことが言われているわけですから、総理がこの場所で、いや、全閣僚しっかりとやると、こういう発言があってもおかしくないんではないかというふうに思います。
また、下村文科大臣の問題については、政治資金規正法に抵触する可能性もあるという疑念が衆議院の段階でも拭い切れていないというふうに思っておりまして、しっかりと説明責任を果たしていただきたいと思いますし、これからもしっかりと問いたださなければならないと、こういうふうに申し上げておきたいと思います。
まず私は、今日最初の問題として、課題としては、地方創生、やはり地方が大変厳しい状況にあると、大きな格差も生まれてきているというふうに思っておりまして、今、少子高齢化、また若者の流出や産業の衰退など、地方は様々な課題を抱えております。日本の再生には地方再生が不可欠だというふうに我々民主党政権のときにも言ってまいりました。震災からの復旧復興、そして福島の再生なくして日本の再生なしと。そして、地方が元気になることによって日本を再生していきたいという思いで三年半の政権のときにもやってまいりましたし、今も民主党はその方向でしっかりとした歩みを続けております。
まず、パネルを御覧ください。(資料提示)
我々民主党は、国から地方へ権限だけでなく財源や人もなるべく移していき、地域住民が参加し、自らの判断と責任で地域、町づくりができるようにする、これが民主党の目指す地域主権であり、地域の再生を出発点として日本の再生を図る地域起点であります。このために、豊かな自然環境や再生可能なクリーンエネルギー、安全な食料、歴史文化遺産など、地域の資源を最大限活用し、地方自治体と市民、NPOが協働、連携し、定住自立圏の推進、地域の機能活性化や集落対策などできずなの再生を図る緑の分権改革、これが民主党の目指す地域主権であります。
民主党の地方分権、地域主権は、日本各地で独自の創意工夫と活力が湧き出す泉、今この絵にも描いてあるように、ボトムアップで湧き出す泉を想像させるようなファウンテン型というふうに我々は呼ばせていただきたいというふうに思います。一方で、安倍政権の地方創生、地方創生でこれで地方の活性化するんだと、ああ、やっと安倍政権の中でも地方の再生、しっかりと取り組んでくれるんだなと。また、大臣までつくっていただいて、これで少し変わるのかなと思ったら、よくよく見てみると、国が上で地方が下、国が地方に押し付ける旧態依然なやり方にしか見えないんですね、読めば読むほど。
国が総合戦略、まち・ひと・しごと創生総合戦略をまず策定をして、地方がそれを勘案、気にしながら地方版の総合戦略を策定せよとなっております。このやり方では、でき上がる地方版の総合戦略は国の目標をなぞっただけで、地方の自主性、こういうものが発揮できるというふうには思えません。国のお目にかなう金太郎あめ、金太郎あめ的な画一的なものになってしまうんではないでしょうか。
国がこれをやれあれをやれとメニューを示すやり方はやめて、地方が創意工夫を発揮し、地方の自主性や多様性を尊重すべきと、こういうふうに考えておりますけれども、安倍総理、お願いします。