下村博文の発言 (予算委員会)

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○国務大臣(下村博文君) 文科省におきましては、御指摘のiPS細胞等を用いた革新的な再生医療、創薬をいち早く実現するための研究開発、積極的に推進をしております。
 御指摘の京都大学の山中教授がノーベル賞を受賞された直後、安倍政権が発足をした直後だったんですが、これは今までにない画期的なことなんですけれども、このiPS細胞等に関する研究に関して十年間で一千百億円規模の集中的な支援を実施するということを決めたわけでございます。このことによって、豊富かつ継続的な研究費の確保を図る、また長期的視点に基づく人材の雇用等を可能にしたところでございまして、これにより、結果的に昨年にはiPS細胞を用いた臨床研究として世界で最初の移植手術が実施されるなど、着実に成果が現れてきているというふうに考えております。
 また、更なる取組といたしまして、今年度から、現場の要望も更にお聞きをし、iPS細胞の臨床応用の安全性確保等に向けまして、京都大学における専門人材の充実、研究設備の整備等に対して支援をするとともに、来年度からは日本医療研究開発機構を新たに設立をし、iPS細胞等に関する研究開発を各省が一体となって効果的、効率的に推進する体制を構築することとしております。
 御指摘のこのiPS細胞に関する研究は、今までは基礎的段階が中心でありますが、今後臨床段階に進むと、その中で今まで以上に更に、二〇二〇年以降という御指摘がありましたが、相当、更にお金が掛かるということは我々もよく認識しているところでございまして、文科省としても状況に応じた適切な支援を行うことが重要であり、今後とも山中教授始めとする現場の研究者の方々の声を聞きながら、また関係省庁と連携を図りまして、このiPS細胞等を用いた革新的な再生医療、創薬の実現、是非、日本が世界でトップレベルのものになるように政府としてもしっかり取り組んでまいりたいと思います。

発言情報

speech_id: 118915261X00820150318_012

発言者: 下村博文

speaker_id: 34381

日付: 2015-03-18

院: 参議院

会議名: 予算委員会