下村博文の発言 (予算委員会)
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○国務大臣(下村博文君) 全くおっしゃるとおりでありまして、是非御支援していただきたいと思います。
この資料の小西美術工芸社というのは日本でも本当に伝統のある美術工芸社ですが、この社長がイギリス人のアトキンソンさんで、この社長はイギリス人がしているということ自体が、逆に、有り難いことですけれども、もっと日本が文化を大切にしろというメッセージではないかと思います。
今御指摘の、特に国宝、重要文化財建造物、これはその価値をしっかり保ちながら次世代に継承していくこと、これは重要なことであります。二十七年度予算案におきましては、保存修理のための経費として八十三億五千万円計上していますが、まだまだ十分ではありません。文化財建造物の確実な継承のためには、木造建造物については適切な期間内に修理を行う必要がある、しかしそれが適切な期間内じゃないと、それかられんが造りや鉄筋コンクリート造り等の近代化遺産についてはそれぞれの特性に応じた修理方法が必要なため、修理に多額の費用が必要になってくるということがあります。
したがって、今後とも、あるいは今まで以上に、文科省としては、文化的に価値の高い国宝、重要文化財建造物の保存修理に必要な予算の確保にしっかり努めたいと思っております。
そして、これらの文化財建造物は、地域の観光資源としても大きな可能性を有し、また日本文化の特色を表すものとして外国の方々の関心も高いと考えられますので、今後、観光産業の観点からも、関係機関と連携を図ることによって、入場料等の自己負担の増加につなげるなど、このことによって日本が新たな魅力をつくって、観光立国として文化芸術立国が牽引すると、そのようなことを是非してまいりたいと思いますので、御支援をよろしくお願いいたします。