岸田文雄の発言 (予算委員会)

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○国務大臣(岸田文雄君) まず、八月四日ですが、韓国の南北非武装地帯におきまして韓国兵二名が地雷爆発により負傷した事件が発生しました。そして、その後、十日になりますが、韓国政府は本件について、北朝鮮が軍事境界線を不法侵犯し、地雷を意図的に埋設した明白な挑発である旨発表するとともに、北朝鮮に対し謝罪及び責任者の処罰を求めました。そしてさらに、韓国軍は同日から南北非武装地帯における拡声機による政治宣伝放送を十一年ぶりに再開し、これに対し、北朝鮮側はこうした放送を中止すべきと警告を行いました。
 こうした中、二十日になりますが、北朝鮮は南北非武装地帯において二度にわたり砲撃を行い、これに対し、韓国側は対応射撃を実施したということでありました。韓国政府は緊急NSC会議を招集し、そして北朝鮮側は、これは委員から御指摘がありましたが、二十二年ぶりに準戦時状態を宣布するという対応を行いました。
 そして、その後、二十二日夕刻から板門店におきまして南北の高官が断続的に接触している、こうした動きがあります。そして、この接触につきましては今現在も続いているというのが現状であります。
 北朝鮮側の意図について申し上げる立場にはありませんが、我が国としましては、今回の北朝鮮の砲撃等による地域の緊張の高まり、強く懸念しておりますし、北朝鮮は挑発行動を自制すべきであると考えます。今般の南北の接触が緊張の緩和につながることを期待しております。我が国としましては、引き続き情報の収集、分析に当たりながら、米国、韓国等と緊密に連携しつつ対応に万全を期していきたいと考えております。

発言情報

speech_id: 118915261X02020150824_024

発言者: 岸田文雄

speaker_id: 6324

日付: 2015-08-24

院: 参議院

会議名: 予算委員会