辻山幸宣の発言 (予算委員会公聴会)
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○公述人(辻山幸宣君) 東京一極集中の国土構造というのは、この国が高度成長政策を、重化学化、工業化ということを通じて高度経済成長をやっていくんだという意思決定をしたときから、ある意味では確定したというふうに考えています。
そのために農漁村、山村というものがだんだんと薄くなっていく。薄くなったところの疲弊をどうカバーしようかというので、様々な工業、言わば地域開発という形で配置していった。その中にもちろん原発とかそういったものも含まれているわけでありますが、それでもって大きな集中と過疎との破綻を何とか抑えたと、そういうところはあると思います。しかし、この高度成長政策が限界に来た後、はっきりとその問題が今のように消滅自治体というふうなことで議論されるようになった。
私、やはり、今回もそうですけれども、どこかで中央集権的な意思が、この国家を地方共々何とか支えていかなきゃいかぬという中央集権の思想はあると思います。でも、今回、地方が頑張れよという地方創生のメッセージを出したのですけれども、本当に頑張るまで待ってやろうという気になっているか。私はそのことを衆議院の特別委員会のときには、交付税対象国税の分配比率が、今回の予算でも法定率を変えたんですよね、法人税割何%を地方へ回すとか、変更しているんですけれども、実は、そのペーパーには四割に達していないと書きましたが、うちの若い者に計算させたら三割に達していない。つまり、国税収入の地方への配分比率を高めて、そして地方一般財源を拡充しなければ駄目だというふうに考えているところでございます。
時間になりました。済みません。