比嘉奈津美の発言 (沖縄及び北方問題に関する特別委員会)

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○比嘉委員 農業、漁業を初めとして、北部、離島振興のためにも大いに役立つと思います。前向きに検討をお願いいたします。
 また、離島の港において、少し強い風が吹くと、漁船は運航できるのですが、大型フェリーが港に着岸できないということで、すぐ運休してしまう伊江港とかがございます。
 フェリーは、島の方々の生活のためのものであり、また、観光、特に伊江島など、近年は修学旅行生の民泊の移動手段にもなっております。
 民泊は、島から子供たちが出ていったお父さん、お母さんが、自分たちの住んでいるおうちに子供たちを宿泊させ、畑を手伝ってもらって、料理をつくって、体験、研修型の旅行でございますが、一泊、二泊、その島で過ごすと、子供たちがこの島を出ていくとき、フェリーで、お父さん、お母さん、ありがとうと、泣きながら、姿が見えなくなるまで手を振る、そういう姿を私も見てまいりました。これは、大都会のふるさとを持たない子供たちに新たなふるさとを提供して、子供たちの人間形成に非常に役立っているという、大きな沖縄の観光の側面だと私は考えております。
 そういう意味でも、離島の港の整備、ぜひよろしくお願い申し上げたいと思います。
 そして、もう一つ、重要な問題がございます。沖縄は、子供の貧困率日本一だと言われております。子育て世代の所得は、三百万円未満の世帯が全国六・八%に対して沖縄は二七・八%と高く、母子家庭の割合も全国一位であります。親の世代の貧困が子供の教育格差につながり、次の世代の貧困に広がる貧困の連鎖となっているのが事実だと思います。
 背景には、低年齢の結婚、出産、離婚など、全国の二倍という数字があるのも事実でございます。
 このようにして厳しい中、島尻大臣の大きな思いで、新規で、子供の貧困対策として十億という予算が決まったところでございますが、この子供の貧困に対する具体的な対策案は、今いかが案をお持ちか、教えていただけますでしょうか。

発言情報

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発言者: 比嘉奈津美

speaker_id: 11252

日付: 2016-04-26

院: 衆議院

会議名: 沖縄及び北方問題に関する特別委員会