篠原豪の発言 (外務委員会)
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○篠原(豪)委員 ありがとうございます。
一般的には大体、二年、三年で、二ポスト。これは、一カ所行って、日本に帰ってこないで違う国にまた行って、そして日本に帰ってくる、また日本にしばらくいて、そしてまた外国に行く、回ってくるというのが外務省の方々の大体のケースというふうに聞いています。
これは何で申し上げたかというと、他省庁からいらっしゃっている方々でも、外交をやる中で、本当に三年でいいのかというところがあって、なぜならば、僕も聞くんですけれども、大体一年目は、行くとなれるのに大変だ、二年目になるといよいよ仕事ができるようになる、三年目になるともう帰る準備をしなきゃいけないと言うんですよ。
ですので、できれば、せっかく行ったのであれば、昔はそれでよかったのかもしれませんけれども、今は、それこそインテリジェンスをどうするかとか、中東地域がどうであるとか、我が国にとってスペシャリストがどんどん必要になってくる中で、一カ所に長くとどまっていただいたり、あるいは、別に農業の話でも水産の話でも工業でも資源でもいいんですけれども、出てきていらっしゃる方々は恐らく大分そのプロフェッショナルだと思うんですね。特に、省庁から出ていらっしゃる方々、そして、プロパーでやっていなくて、独立行政法人から来ている方々も特化して仕事をしている。
そういった方々は、三年間でありますと、せっかく外国に行っていただいて日本のために働こうというときに、実質的には余り働ける時間が少ないとなると、やはりこれは何回入れかえても、非常にもったいないんじゃないかというふうに思います。
そこを少しずつ変えていけば、例えば外務省の方々が二ポスト行くというのは、僕は意味があることだと思います。外に出て、国をかえて、いわゆるG7のような国に、大使はそうなのかわかりませんけれども、上の方の方々を全然違うアフリカであるとかそういうところから流動的に入れていく、それで戻していくというのは、それは、国際間の情勢をいろいろ考える上で、一つテーマを定めていろいろ大きなものをやっていくときに、戦略的に配置していくというのはいいことだと思っていますし、実際そういうことも起きているようにお見受けしました。戦略的な外交をやる上で、三年間だと結局単なる外部から来た手伝いというような扱いで、例えばそういうふうに感じている方々もたくさんいるというふうに聞いていまして、いや、僕たちも本当に活躍しようと思えばいろいろできるんだけれどもということを聞いています。
それで、外務省のプロパーの方は定員数がありますし、それをふやすわけにもいかないということ、この本省職員数というのを私も見ているんですけれども、確かに、主要国における外務省職員数というのは、これは本省職員ですが、日本は二千二百七十四名とおっしゃっていましたが、イギリスが四千名、ドイツも四千名ぐらい、中国が三千名、合計でいうと、日本が約六千名、イギリスはそれを上回っていて、ドイツが八千名、中国が九千名、フランス九千名、ロシアが一万一千名、アメリカはちょっと大きいので約三万名となっている。
そういった中で、よりよく、うまく日本の外交を、これから百五十展開して在外公館をふやしていって、そしてニーズもいろいろとふえていって拡大していくという方針の中で、やはり他省庁の方々をできればもう少し、二ポスト六年とか、そういうことも積極的に考えていったら、我が国の外交にとってはよいことになるんだと思うんですけれども、その点についてどうお考えかをお伺いいたします。