田中琢二の発言 (外務委員会)
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○田中政府参考人 お答え申し上げます。
租税回避行為につきましては、非常に重大な問題だというふうに認識しておりまして、それがBEPSプロジェクトがスタートしたきっかけでございます。
BEPSプロジェクトは、和訳いたしますと、税源侵食と利益移転ということでございまして、これは、今までの法制度のもとでは合法だけれども、意図的な、行き過ぎた租税回避行為に対しては、やはりこれは制度の問題があるだろうということで、当局側が協力をして、しっかりと国際的な制度の調和を図ろうというふうに努力をしてきたものでございます。
したがいまして、今委員御指摘の、租税回避行為を問題と考えているのか考えていないのかということにつきましては、国際的に一致して、これは問題であるというふうに考えて、このBEPSプロジェクトを推進してきたところでございます。
一方で、また、富裕層等が海外の金融機関に預けている金融資産を把握できるために、自動的情報交換という制度を、これは何年もかけまして、ようやく二〇一七年、一八年から情報交換がスタートできる、日本の場合は二〇一八年からですが、そういう法的な手当てをしてまいったところでございます。
したがいまして、BEPSプロジェクト及び自動的情報交換におけます対応等を適切に実施することは、委員御指摘の御懸念に応えるものというふうに考えておりまして、租税回避や脱税の防止に向けた国際的な連携を踏まえまして、適正かつ公平な課税の実現に向けた検討、実施を行ってまいりたいというふうに考えております。