新藤義孝の発言 (外務委員会)
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○新藤委員 日本がつくるんですから、品よく知性的に、しかし断固たる信念を持って、こういったものをきちんと織り込んでいくことが重要だというふうに思います。
それから次に、人的交流についても、これは新しい戦略的アプローチ、テーブルをもう一つつくってはどうか、またステップアップしてはどうか、このように思うんです。
既に、いろいろな目的を持って、さまざまな国との人的交流がございます。しかし、人的交流の当面の成果としては、やはり、人的交流を通じた社会的影響力のある知日派を世界じゅうにつくっていく、それからプロパガンダに対する我が国の効果的な反応、こういったものも重要だと思います。それから、情報流通量をふやしていく、こういうようなことが必要だと思うんです。そして、それが結果的に、日本と価値観を共有する人たちを、まだそうでない国の中に新しい社会勢力としてつくっていく。また、そういった人的なネットワークを組んでいく。これは極めて重要な、また時間をかけてもやっていかなければいけない戦略的アプローチだと思うんです。
だとするならば、これをもう少し次元の違う予算や規模でやっていかないと、なかなかこれは難しいんじゃないか。今私が調べた限りでいえば、ジョージ・ワシントン大の論文でございますけれども、中国の対外的な発信費用は年間約一・一兆円かけていると言われております。そして、アメリカが約千二百億です。我が国は五百四十億ですね。
ですから、予算の額だけではないんですが、いろいろなところにちりばめてございますけれども、ぜひ、人的交流の戦略的アプローチ、例えば、中国などでは対日感情が急速に悪化している、そういった部分がございますから、そういう必要な国に対して、そういった人的交流のアプローチ、これを質を高めていく、また規模を拡大していく、どのようにお考えになりますか。