田島一成の発言 (環境委員会)
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○田島(一)委員 やはり機会はつくっていただいた方がよかったかなと思うんですね。目標値が達成できていない、実証化も政策反映も非常にレベルが低い中で、押しつけられる側の機構にとってどのように感じるかは、恐らくこの法案の中身をごらんになられたら、大臣も心を痛められたんじゃないかなと私は思ったんですね。であるならば、直接、機構の理事長と今回のこの法案について、移管することについてきちっと説明と報告と意思統一を図る、その努力をすべきだったのではないかと私は思うわけであります。
残念ながら、法案は国会には提出されておりますけれども、機構側との政務三役のやりとりがないという事実は極めて残念なことだと言わざるを得ません。
次の質問に移らせていただきます。
お手元の資料Aをごらんいただきたいと思います。これまでの環境研究総合推進費の応募数、採択数、採択率を一覧にさせていただきました。
ごらんいただきましたとおり、トータルで、応募数は年々減少傾向にございます。環境省が設定をした戦略的研究開発領域の応募件数そのものは非常に少ないわけでありますけれども、高い採択率となっております。一方、その他の領域や研究につきましては、応募件数が非常に多いにもかかわらず、採択率は非常に低いわけであります。
もちろん、環境の政策に生かしていくわけですから、この戦略的研究開発領域に力を入れていくというのは当然でありますが、これを違った視点から捉えますと、環境分野での本当の研究、またトレンドと、今環境省が設定をしている戦略的研究開発領域とのずれがひょっとしてあるのではないかというふうにも見える数字であります。
環境分野での研究がより高まりを見せる傾向にあると言いたいのですが、応募数が年々減少傾向にあること、これをまたもう一つの違う視点で捉えると、環境省の競争的資金よりも他省庁の競争的資金の方が非常に的確に支援をしていただけるということから他の競争的資金に逃げているのではないかというような疑念も持ちますし、外部の評価委員会による審査も踏まえているわけでありますが、この数字や審査に問題があって、政策評価の目標値に届いていない原因があるのではないかというふうにも見てしまえるところであります。
この環境研究の潮流、トレンドを環境省が十分に捉え切れているかどうかという点について、お考えをぜひお聞かせいただきたいと思います。