牧原秀樹の発言 (環境委員会)
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○牧原委員 その点は、今、想定していないということですが、後にそうならないようにもぜひしていただきたいというふうに思います。
結局、地球温暖化対策というのは、国民もこれは全体としてはやらなきゃいけないという理解が昔と比べても相当広がっていると思いますが、各論に落ちてくると、ええっと思うこともあるんですね。
その場合に、全体として排出権購入みたいなものをやると、日本みたいにずっとオイルショック以来世界でも一番頑張っていて、エネルギー効率もナンバーワンで努力をしてきた国が何で努力していない国の排出権購入を税金でしなきゃいけないんだ、こういう不公平感を生むもとになりますので、やはり日本は、世界の中でずっと一番努力してきて、環境先進国で、そしてむしろほかの国がまねる、ほかの国にノウハウを上げる、こういうような堂々たる交渉を私はぜひ貫いていただきたい、こう思うところでございます。
最後に、先ほどもちょっとありましたけれども、環境と経済という問題で考えると、技術開発、環境技術の開発というところは多分みんながハッピーに笑顔で合意できるところだというふうに思います。
きょうお配りした提言案の中でもそのことは幾つか書かせていただいておりまして、四ページの(四)とかに、あらゆるイノベーションが必要で、そのためにあらゆる施策を講じてくれ、特に水素エネルギー関連技術、再生可能エネルギーの利用も含んだり、あるいはCCS、人工光合成といったさまざま想定されている技術がありますので、こういうことはやっていただきたいんです。
これは、私も随分、水素あるいは人工光合成も含めて後押しをしているんですけれども、現時点では将来可能だろうという夢のようなものも含まれているわけですね。ですから、その夢を追うことは大事なので、そのことにはぜひ注力をしていただきたいと思いますし、これがうまくいけば日本が世界をばあっとリードできるという意味で、やらなきゃいけないことだと認識をしております。
他方で、今ある技術をしっかりと生かしていくという視点もこれは絶対欠かせないと思います。その一つが、先ほど政務官もおっしゃっていましたけれども、LEDとかですね。このLEDは、私もLED議連というのをつくって、昨年末に、自民党本部なんですけれども、古い古い自民党本部の一階と四階と八階、ここはLED化をしようということで、ちょっとお金は言えませんが、かなり幹事長の決断がなければなかなか決断が難しいぐらいの大きなお金を使って、ことしの初めからまず一階をLED化いたしました。
もし全国の電球がLED化されると、原発が十三基分浮くというふうに言われております。人によっては十七基分ぐらい浮くんだと言う人もおります。これは、やはり今ある技術で、しかも日本がこの技術でノーベル賞もとっているわけですから、私は、もし多少お金がかかっても、何を今やるんだということを考えれば、先ほどのインセンティブも含めてですけれども、ぜひこのLEDを一つの柱として進めていただきたい。例えば、官庁とかいろいろなところはまずLED化をして、そして消費電力、自民党の例でいえば七割浮きます、こういうことによって原発が要らなくなるかもしれない、そういうような時代をつくれるかもしれない、私はそう思っています。
ぜひこういう考えを環境省に御提言申し上げたいと思いますが、いかがでしょうか。