赤澤亮正の発言 (環境委員会)

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○赤澤委員長 これより会議を開きます。
 環境の基本施策に関する件について調査を進めます。
 この際、去る十八日に行いました福島県及び茨城県における放射性物質汚染対策等に関する実情調査につきまして、参加委員を代表して、その概要を私から御報告申し上げます。
 最初に、福島県の富岡町にある管理型処分場、フクシマエコテッククリーンセンターにおいて、関係者から説明を受けつつ視察いたしました。
 同処分場を活用した特定廃棄物の埋立処分事業については、昨年十二月に、福島県知事、富岡町長及び楢葉町長の苦渋の決断により、受け入れを容認していただいた経緯があります。
 今回の視察で、埋立処分のための取り組みについての説明を受ける中で、これまでの経緯も踏まえ、同事業の本格実施に当たって、埋立処分における安全、安心の確保などを通じて、地元自治体の理解を得つつ、住民の方々の不安や懸念の解消に取り組む必要があることを再認識いたしました。
 次に、いわき市内において、渡辺利綱大熊町長、鈴木光一大熊町議会議長、佐々木清一双葉町議会議長、安藤正純富岡町議会議員と意見交換を行いました。
 渡辺大熊町長からは、中間貯蔵施設の用地取得に当たって地権者に寄り添った対応の必要性、帰還困難区域の見直しを視野に入れた除染の推進の必要性などについて、鈴木大熊町議会議長からは、避難されている方々に対して今後の帰還の見通し及び復興の具体的ビジョンをわかりやすく示す必要性などについて、佐々木双葉町議会議長からは、中間貯蔵施設整備の加速化、及び福島第一原子力発電所の廃炉対策の十分な安全性を確保することなどによる避難されている方々の帰還を促す取り組みの必要性などについて、また、安藤富岡町議会議員からは、放射性物質に汚染された廃棄物の処理のあり方、さらなる除染推進の必要性などについて、それぞれ意見が出されました。
 その後、指定廃棄物の長期管理施設候補地の選定が各県で難航している現状、避難されている方々の生活環境支援のあり方、帰還困難区域における除染を含めた今後の具体的な対応のあり方、除染の目標値や森林除染のあり方などについて意見交換を行いました。
 次に、茨城県の日立市にある日立市旧清掃センターにおいて、市及び県から、指定廃棄物の一時保管の状況、県内の指定廃棄物の現地保管継続に当たっての保管強化の方針などについて説明を聴取した後、同センター内を視察いたしました。
 指定廃棄物の一時保管の現場に足を運び、関係者から説明を受ける中で、改めて、現地保管を続けるに当たってのさらなる安全確保の重要性とともに、風評被害対策や地元自治体からの要望を反映した地域振興策の必要性を実感いたしました。
 当委員会といたしましては、東日本大震災の発生から五年が経過する中で、除染の実施、中間貯蔵施設の整備、放射性物質に汚染された廃棄物の着実な処理などにより、福島の復興のさらなる加速化、ひいては東日本大震災の全ての被災地の一日も早い復興が実現できるよう、立法調査活動を通じて最大限の支援をするべく、引き続き、会派や立場の違いを超えて精力的に取り組む必要があると改めて痛感いたした次第であります。
 最後に、今回の視察に当たり御協力いただきました全ての関係者の皆様に深く御礼を申し上げ、視察の報告とさせていただきます。
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発言情報

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発言者: 赤澤亮正

speaker_id: 10213

日付: 2016-05-24

院: 衆議院

会議名: 環境委員会