丸川珠代の発言 (環境委員会)
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○丸川国務大臣 ありがとうございます。
先月、第十八回日中韓三カ国環境大臣会合を開催し、韓国の尹環境部長官、中国の陳環境保護部長とお会いをしました。トップ同士で、三カ国間の協力関係をさらに発展させていくことを確認することができました。
前回の会合で取りまとめました三カ国共同行動計画に基づく協力プロジェクトの進捗を確認し、それぞれ、継続、拡大することをトップレベルでコミットすることができました。そして、日本が蓄積した災害廃棄物処理などのノウハウや経験を三カ国で共有する機会を設けることを提案し、合意いたしました。これらについて、共同コミュニケをまとめることができました。
今後も、今回のTEMMでの新たな合意をもとに、三カ国の協力関係を強化していく所存です。
そして、五月十五日、十六日と二日間にわたって行われましたG7富山環境大臣会合でございますが、大変建設的でそして活発な議論を行いまして、コミュニケの採択を通じて、G7の国内外における環境政策の実施に向けた強い意思を改めて確認することができました。
主な成果として三点申し上げますと、まず一つは気候変動対策です。
全ての国によってパリ協定に沿った気候変動対策が実施されるよう、各国が決定する貢献、いわゆる削減目標等の早期かつ着実な実施によりG7各国がリーダーシップを示すことを、決意をともにいたしました。また、できる限り早期の協定への参加に向け必要な国内措置を講じること、長期温室効果ガス低排出発展戦略を可能な限り早期にかつ十分にCOP21で定められた期限内に策定し提出することへのコミットなどを盛り込むことができました。
二つ目は、資源効率性・三Rです。資源の効率的な利用等を目的とし、G7各国が今後行うべき野心的な取り組みを示した富山物質循環フレームワークに合意することができました。これは、昨年のエルマウ・サミット本体での合意を受けたものでございます。
そして三つ目は、持続可能な開発のための二〇三〇アジェンダです。いわゆるSDGsの達成には、環境政策と統合的に進めることが有効かつ重要であるとの共通認識を得ました。また、持続可能な消費と生産、食品廃棄物等についてG7が協調して行動することをコミュニケに盛り込みました。
このような成果を上げることができたのも、COP21、また、その前の持続可能な開発目標等で大変機運が盛り上がったものを受けて、やはりG7がリーダーシップをとるべきだという共通の意識が持てていたことにあるのではないかと思っております。
我が国の国内対策にもしっかり今後取り組んでまいりたいと存じます。