石原伸晃の発言 (環太平洋パートナーシップ協定等に関する特別委員会)

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○石原国務大臣 委員が御指摘いただいたように、中小企業も、それと、やる気のある農家も、日本のすばらしいプロダクツを海外に輸出していく、そういうメリットというものはあると思います。しかし、やはりバックアップは必要だという委員の御指摘も、また的を得ているのではないかと思います。
 調べてみましたら、我が国の製造業の出荷額、海外に出しているものの出荷額の七五%が、資本金一億円以下の中小企業が輸出している。EPAを利用して輸出してきた。これまでも、カバー率は低いといってもEPAはございますが、その企業の七割が実は中小企業であったというような調査結果も出ております。関税が引き下げられることによりまして市場拡大のメリットというものが、実は中小企業にとって、我々が思っていたよりも大きなものであると思っております。
 これも先ほどお話をさせていただきましたけれども、協定に入っている十二カ国のどこの国でつくられた製品であっても関税優遇の措置が確保できている。先ほどのお話とダブりますけれども、日本にいながらにして、地方の、大変いいものをつくっている中小企業の海外展開のチャンスというものは間違いなく広がってくるんだと思っております。
 さらに、今回はルールも大きく、共通のものにしておりますので、やはり中小企業の方々も、出たはいいけれども、また外国の側から何か言われるんじゃないか、そんなおそれもあると思います。例えば、技術移転要求の禁止や、通関のところで長くとめられて物が届かないといったようなことのできないように迅速化が図られたり、いいものをつくってもすぐまねされて、模造品の防止が図れるなど、環境というものは著しく、発効すれば、中小企業にとりましても安心して海外に出ていくことが可能になってくるんじゃないかと思っております。
 地方の中堅・中小企業の海外展開を促進するために、今まで、委員が御指摘された大綱の中にも入っておりますけれども、各地方の経済産業局、あるいはジェトロの地方拠点もございます、中小機構、これらの組織を使いまして相談窓口というものももう全国で六十五カ所開設をさせていただいておりますし、これに日商を加えて新輸出大国コンソーシアムを設立いたしまして、専門家による海外事業計画の策定や現地での商談や海外店舗を立ち上げるための、単独ではできない部分のサポートというものもさせていただこうと考えております。
 やはり、委員御指摘のとおり、今後、施策を総動員して、やる気のある農家とやる気のある地方に拠点を置く中小企業の皆様方の海外展開を支援していくということは大変重要な点だと認識をさせていただいております。

発言情報

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発言者: 石原伸晃

speaker_id: 23845

日付: 2016-04-07

院: 衆議院

会議名: 環太平洋パートナーシップ協定等に関する特別委員会